貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

  平和を希求する中年男PSILAのつぶやきのナビゲーター   トップページ > 2009年07月  

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日本にいるのは日本人だけ?

2009 - 07/30 [Thu] - 10:41

 昨日の深夜、twitterで、鳩山・民主党代表がネタになっていた。twitterに参加している人が
 「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」
と言う、鳩山の発言を紹介したところ、その人の「フォロワー」(twitterでは、ある人の「つぶやき」を聞いている人をこう呼ぶ)の間で話題になったのである。あまりに話題の輪が広がったことで、紹介した当人が怖じ気づき、僕は特定の思想でこれを紹介したのではない、今回の「政権交代」の動きを支持するなどといって、防戦にこれ努めていた。その人は街で拾ったチラシの内容を紹介しただけなのだが、ここまで話題が広がるとは。
 鳩山はそんな事を言ったのか?検索エンジンで調べる(私は「ググってみた」という表現は好きではない)と、その発言を紹介したブログがたくさんあった。しかも、発言自体は3ヶ月以上前のもので、出店は「産経新聞」だ(右翼的な話題に早速飛びつくのがこの新聞らしいが)。

 鳩山由紀夫_日本列島は日本人だけの所有物じゃない! 

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集会拒否で賠償命令

2009 - 07/29 [Wed] - 10:45

 保守化著しい上級審で、この判決がひっくり返らなければいいが。

 集会拒否で賠償命令 日教組請求2.9億円全額『プリンス』敗訴

 発端となったのは、プリンスホテル(以下ホテル)側が、日教組の予約を取り消したことである。ホル側は一度、予約を受け入れたのだが、日教組が過去に開催した教育研究全国集会(以下教研集会)で、右翼側の妨害に遭っていたことを知ったホテルが、日教組の予約に虚偽の申請があったこと、右翼団体による妨害活動のために、ホテル近隣に迷惑を掛けるとして、日教組の予約を取り消したことである。
 日教組はこの予約取り消しを不服として東京地裁に仮処分を申請、地裁、東京高裁も日教組の仮処分申請を認め、ホテル側の契約破棄を不当とし、契約を元に戻すよう命令したが、ホテル側はこの命令を無視した。日教組は急遽代替会場を探したが見つからず、教研集会は中止になった。
 日教組は「(憲法で認められている)集会、言論の自由が侵害され、信用も大きく失墜した」として東京地裁に訴訟を提起した。その結果、昨日の判決で東京地裁は日教組の主張を全面的に認め、被告・プリンスホテル側に対し、原告・日教組側に対し、損害賠償約2億9,000万円全額を支払うとともに、全国紙への謝罪広告掲載を命令した。

 

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民主党マニフェスト発表

2009 - 07/28 [Tue] - 10:41

 さて、有権者はこれをどう評価する?

 民主党がマニフェスト発表 主要政策に初年度7.1兆円

 民主党のマニフェスト発表記者会見には、従来の大手メディアなど「記者クラブ」所属の新聞記者の他に、大勢のフリージャーナリストが多数やってきた。そのため、民主党は当初予定して会場が手狭になったとして、記者会見の場所を、民主党本部から都内のホテルに変更した。鳩山代表は以前の記者会見で「民主党が政権を取ったら、記者会見の場を、フリー・ジャーナリストの型にも解放する」と宣言しており、早速この「公約」を実行する形となった。
 欲を言えば、政権を取った暁には、記者会見をジャーナリストだけでなく、アメリカのように影響力のある「ブロガー」にも解放して欲しいと願っているのだが、首相・大臣のみの安全を図るためには、やはり「フリージャーナリスト」だけ入場を認めることになるのだろう。
 発表されたマニフェストだが、内政面は「格差問題」の解決に注力している。具体的には、中学卒業まで「子供手当」を支給し、公立高校の授業料を全額免除し、私立高校に通う生徒にも年額12~24万円の助成手当を支給し、大学生の希望者にも奨学金を与えるとしている。
 雇用面では、すべての労働者に雇用保険を適用し、失業給付の切れた人を対象に、職業訓練日数に比例して「能力開発手当」を支給、また製造業への派遣を原則禁止とした。農業政策では、農家を対象に「個別所得保障制度」を導入するとしている。
 そのほかにも、高速道路を全面無料化し、ガソリン税などの暫定税率廃止としている。
 残念なのは、外交面では従来の自民党の路線を受け継ぐつもりだということ。民主党は野党時代、自衛隊のインド洋派遣に反対する姿勢を示していたが、今度のマニフェストでは、これを容認するとしていること。民主党はこの理由として「外交の継続性」を挙げていたが、ここは当初の意志を貫徹して欲しかった。アメリカを説得できる自信がなかったか、それとも党内右派に配慮した結果なのか。
 また、環境団体からは「高速道路の全面無料化は、地球温暖化の進行や環境破壊、資源浪費につながる。民主党は、党の環境政策を党折り合いをつけるのか」という声も上がっている。民主党は産業政策と環境政策の矛盾を、高いレベルでどう解決するのかが問われている。 

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小泉進次郎の演説

2009 - 07/27 [Mon] - 10:55

 やっと「候補者」らしくなってきたかな?

 小泉進次郎 衆院解散日 演説1

 小泉進次郎候補の演説の様子が、「小泉ウオッチャー」によって、続々とネット上にアップされている。今日ブログで紹介するのは、衆議院解散後に、地元・横須賀中央駅街頭で演説する、進次郎候補の演説である。
 ネット上に、初めて彼の選挙運動の様子が発表されたとき、この候補はネット上でクソミソにけなされた。彼を見かけた対立候補の横粂勝人候補が、挨拶しようと進次郎候補に近づいているのに、彼は横粂候補を避ける行動を繰り返した。側についていた小泉講演会の関係者とおぼしき人々も、
進次郎候補に注意するどころか、横粂候補から遠ざけようという態度をとった。そのため、彼は心あるネチズンから総スカンを食らったのである。
 「あの画像が流れる度に、浮動票が逃げていく」
と言う、関係者の悲痛な叫び声も漏れ伝わってきた。夕刊紙は「他人と目を合わせることもできない『引きこもり』みたいな人間に、政治家なんか務まるのか!」と叩かれた。
 あれから3ヶ月。そんな彼も、だいぶ「政治家」の卵らしくなってきた。21日には、地元・横須賀にある駅前で、街頭演説をやっていた。横粂候補に対する態度が「不遜」「だから『二世』はだめなんだ」とネチズンから叩かれ、彼自身も相当の危機感を持ったのだろう。この演説からは、何とかして「一人前の候補」として認められて欲しい、「小泉jr」ではなく、ありのままの自分を見て判断して欲しいという、彼の熱意が感じられた。 

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高齢者働くしか才能ない

2009 - 07/26 [Sun] - 09:52

 じゃあ、あなたには何か特別な才能があるとでも?

 「高齢者は働くことしか才能がない」 麻生首相暴言への怒り

 性格、長年染みついた悪癖というのは、簡単に治らないらしい。麻生が、講演会でまた「暴言」を吐いた。
 具体的な発言内容は、リンク先の記事を見てもらうとして、許せないのは「60(歳)過ぎて80(歳)過ぎて手習いなんて遅い」という発言。じゃああなたは何ですか?「総理大臣」というこの国で最高の権力者の座にいながら、やるべきことは何もやらず、遊びだけは一生懸命やっている。ホテルにある高級バー通いは連日連夜。たまに「文化人」らしいところを見せたと思ったら、同じ本を2度も3度も買う醜態。漢字の読み間違いは日常茶飯事だから、もう改めて取り上げることもない。
 世間には「習い事」をしたくても、「趣味」の世界に浸りたくても、生活が苦しくて働くことで精一杯の人が大勢いる。「はたらけどはたらけど楽にならざる我が暮らし」と嘆いたのは石川啄木だが、それから100年以上たった今では、啄木が嘆いた世界よりもひどい時代になっている。「はたらけど楽にならざる」どころか、今は働く場所すら満足にない。運良く見つかったとしても、めちゃくちゃに条件のひどいところである。多少条件が良かったと思ったら、社員がえらそうにふんぞり返っている。
 麻生の発言が出たのは、身内である日本青年会議所(以下JC)の会合である。聞きようによっては、JC会員以外の「高齢者」は、死ぬまでお国のために働けという、弱者・貧乏人をとことん貶める麻生の卑しい心根が透けて見える。

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大川隆法氏衆院選出馬

2009 - 07/25 [Sat] - 10:23

 やめとけばいいのに…

 幸福の科学の大川総裁、東京比例1位で出馬

 宗教法人「幸福の科学」を母体にする政党・幸福実現党は、選挙戦デビューとなった今年の都議選では、全部で10人を立候補させたものの、全部で13,000票あまりしか獲得できず、全員落選の憂き目を見た。普通だったら、現実を踏まえて計画を練り直すところだが、どうやらこの政党は、完全にヤキが回ってしまったようだ。
 都議選前、この党は党代表を「幸福の科学」関係者から、大川総裁夫人に代表を交代させた。この交代に、何の意味があるのかは不明だが、今度は大川総裁自身が、新たに新設された「幸福実現党」総裁に就任し、今度の衆議院選挙に、東京比例区から出馬するというのである。
 ここで疑問がひとつ。新たに新設される「党総裁」は、夫人が務める「党代表」とどちらが上位になるのか、どういう関係になるのか、メディアには発表されていない。これでは他党から「政教分離していない」と攻撃される対象になりかねない、というか、もうなっている。またこの政党は、今度の総選挙kに250名近くを立候補させるという。だが候補者の多くは、メディアでは所属政党名ではなく「諸派」として紹介されてることからわかるとおり、完全に「泡沫候補」の扱いである。 

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トヨタ九州派遣ゼロに

2009 - 07/24 [Fri] - 09:58

 せっかくの英断だが、うれしさも中くらいなり…

 トヨタ九州、派遣社員をゼロに 期間工で直接雇用

 トヨタ自動車九州が、派遣工員を直接雇用する方針に転換したのは、派遣できている工員の中にも、相応の技術・知識・経験を持つベテランがが多数在籍しており、契約期間満了で彼らを手放すのは、会社・労働者双方にとってマイナスと判断したからだろう。
 私が一番不満に感じているのは、雇用期間が「半年」だということ。会社側は給料を増やし、福利厚生も充実させるというけれど、会社側は大幅な減産がなければ、契約を更新し、長期雇用する方向だというが、半年後の契約満了時に、工場の稼働率が低ければ、解雇される可能性もあるという。「派遣工の方がましだった」という声が出ないか心配だ。
 トヨタ経営陣(子会社だが)が今回、このような決断を下した背景には、おそらくトヨタ労組の働きかけもあったのだろう。この労組は日本でも有数の「高給取り」集団として知られるが、同時に会社べったりの「御用組合」が跋扈するナショナルセンター「連合」の中でも、1、2を争う「御用組合」としても知られている。その彼らがこのような決断を下した背景として、同じ「御用組合仲間」である「電機労連」(パナソニック、日立、東芝の労組などが加盟)が、派遣切りされた派遣工員へのカンパ活動をしたが、トヨタ労組が加盟する「自動車労連」(「連合」傘下の労組のひとつ)が、派遣切りされた工員に対する支援活動をしたという話は耳にしなかった。心ある労組幹部は、その事に対して忸怩たる思いを抱いていたかも知れない。 

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オホーツク新党(笑)

2009 - 07/23 [Thu] - 09:58

 心ある有識者は「なんちゃって新党」という。

 08政権選択 激突 苦境打開へ「自民隠し」

 衆議院を解散日、麻生は両院議員懇談会の場で、出席した議員全員にお詫びした。
 「わたしの発言やぶれたと言われる言葉が、国民に不安や不信を与え、自民党の支持率低下につながった。深く反省している」
 この麻生の挨拶に、武部勤・元自民党幹事長は
 「首相からお詫びと反省、出直しという言葉があったので良かった」
といって「ヨイショ」した。
 …おかしくないか?
 この男は自民党幹事長経験者であるにもかかわらず、つい最近まで「麻生おろし」の急先鋒だった人物である。両院議員懇談会の場で「反麻生派」を代表して文句を言うのかと周囲から見られていたが、いざ口を開いたとたんこの発言。周囲も第三者もどっちらけ。メディアは報道していないが、会場は白々しい空気が流れたに違いない。
 その武部元幹事長、地元では徹底的に「自民党」の名前を隠して、選挙活動を展開している。リンク先の記事は昨年10月の記事だが、現在も状況はほとんど変化していないはずだ。
 幹事長時代、小泉政権の「構造改革路線」を積極的に推進する立場だったが、皮肉に、それが彼の政治生命を絶とうとしている。昨年10月の事務所開きで
 「僕らは党派を超えた全員野球。オホーツク新党ですね」
と答えたが、そこまでいうのだったら、いっそのこと「離党しろ」といいたくなる。

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衆議院解散

2009 - 07/22 [Wed] - 10:32

 与党議員の諸君、4年間の「落とし前」はきっちり払ってもらおうか!

 衆議院:本会議で解散 8月30日投開票へ

 「郵政解散」以来、この4年間国民が待ち望んでいたであろう「衆議院解散→総選挙」への火ぶたが、ついに切って落とされた。
 「郵政民営化だけを唯一の争点とする」
 4年前の記者会見で、小泉首相(当時)が記者団を前に啖呵を切った悪名高き「郵政解散」。「郵政民営化」反対派議員のいる選挙区に、
 「俺は非情なんだ」
とばかりに情け容赦なく「刺客」という名の対立候補を送り込むという、前代未聞の選挙戦術は、小泉首相という、未曾有のメディアの使い手によって瞬く間に日本国内を席巻し、自公両党は未曾有の300議席越えを達成した。あまりに与党が勝ちすぎたため、「与党に投票してくれ」と頼んだ連中が、「まさかこんなことになるとは」と絶句したという、笑うに笑えないエピソードが残っている。
 唯一の選挙公約である「郵政民営化」法案が成立した時か、小泉が退陣した後で総理・総裁になった安倍晋三の登場とともに、自民党は総選挙に打って出るべきだった。ところが予想以上の議席を獲得した自民・公明両党は、郵政民営化法案成立後は、数の力を頼みにした国会運営をするようになる。
 「後期老人医療保険制度」「教育基本法改正」「障害者独立支援法(だったっけ?よくわからない。ごめんなさい)」は、いずれも強行採決で可決させた。そのいずれもが、国民が望んでいなかった法案であるでる。「後期老人」では、医療費が年金から天引きされるため、生活に困窮するお年寄りが急増した。「障害者独立」では、運営に行き詰まる障害者施設が目立ち始め、生活に困窮する障害者が増えるなど、実態が法律にそぐわなくなってしまった。「教育基本法改正」は、もう言わずもがなである。

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生物学五輪で金メダル

2009 - 07/21 [Tue] - 10:47

 日本の理科教育も捨てたもんじゃない。

 国際生物学オリンピックで「金」千葉の高3、日本人初

 国際生物学オリンピック(以下IBO)とは、高校生を対象に実施される、生物学の問題を解く能力を競う国際大会である。’90年に第一回大会が開催され、日本は’05年大会から参加している。
 ’90年代以降、環境保護や地球温暖化の問題が取り上げられるようになったが、IBOは自然保護・環境保全の問題にも関心を持っている。IBOの開催目的は、生物学的才能のある学生を集め、彼らの才能を伸ばし、将来の科学者を育て、生物の才能の損失を防ぐことである。
 このオリンピックに出場するためには、国内での選考試験を突破しなければならない。選考試験は三次にわたり、最終選考には15人が参加し、その選考で4人が国の代表としてIBOに参加する。
 試験は理論と実験で構成され、理論分野で出題されるのは、細胞生物学、植物解剖学と生理学、生態学などで、出題レベルは日本の高校で学ぶ「生物」を遥かに超えるものだそうだ。全参加者の上10%に「金」メダル、次の20%に「銀」メダル、その次の30%に「銅」メダルが授与される。つまり、全参加者の上6割に入れば、何らかのメダルが授与されるということだ。今年のIBOは日本で開催され、過去最多の56カ国・地域から221人の高校生らが参加した。

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不起立教員は処分も

2009 - 07/20 [Mon] - 10:05

 「日の丸・君が代」は権力者のおもちゃにあらず。
 
 『不起立教員 処分も』 県教育長「指導徹底」通知を検討

 そして神奈川では、こんな判決が下った。
 
 日の丸君が代訴訟、教職員側敗訴 「起立、斉唱義務負う」

 何かにつけて 学校行事に「日の丸・君が代」への敬意を求める、松沢成文・神奈川県知事と、上田清司・埼玉県知事には共通点がある。
 復古思想の持ち主であり、憲法改正(特に第九条)の改正の必要性を説き、「つくる会」の教科書にシンパシーを持っていること。
 「新自由主義」の熱烈な信奉者であり、福祉予算を削減するなど、弱者にきわめて厳しい立場をとること。
 国会内の所属会派を、何回も変えていること。

 松沢
 無所属(県議時代)→新生党→新進党→国民の声→民政党→民主党
 上田
 新自由クラブ→自由連合→新生党→新進党→フロムファイブ→民政党→民主党

 所属会派を変えることについては、それぞれの政治的立ち位置で、評価が異なるだろう。
 「節操がない」という人もいるだろうし、自分の政治的立場・良心に基づく行動と評価する人もいるだろうから、この記事ではここであえて書かない。

 それでも、「日の丸・君が代」の問題を聞く度に、私は黙っていられない。
 前回の記事でも書いたとおり、私は「日の丸・君が代」に誇りを持つと同時に、それを強制する動きには反発を感じる人間である。
 式典会場内で「ブーイング」するのなら、何らかの処分を下されても文句は言えまい。
 だが、式典で「起立」しないことがそんなに悪いことなのか?
 「起立しない」で、黙って座っている分には構わないだろう。
 いちいち、そんなことで目くじらを立てるような問題か?

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学力テストの結果公開

2009 - 07/19 [Sun] - 09:57

 公開したところで、何の効果があるのかは疑問だが…

 学力テスト市町村別成績を公開へ 大阪府教育委員会

 今回の決定は、「優等生に優しく、落ちこぼれには冷たい」橋下知事らしいなと思った。
 成績のいい市町村には補助金を優遇し、成績下位の市町村は補助金を削られる。
 住民はおそらく
 「テストの成績がいい市町村は、教育に力を入れるいいところだから、この町に住みたい」
 「成績が悪いところは、先生も教委もやる気がないから、他に引っ越したい」
と判断するだろう。
 なんかおかしくないか?
 知事と府教育委員会を「学校」、住民を「生徒」に例えてみよう。
 学校はできのいい生徒を「特進クラス」に入れて熱心に世話をする一方、できの悪い生徒は放ったらかしにする。これは「底辺校」といわれる学校でよく見られる光景(私の偏見が混じっているかも知れないが)だが、今回知事と府教委がやろうとしていることは、教育に関する地域間格差をあからさまに認め、推進しようということである。
 教育というのは、できの悪い生徒の世話に全力を注ぎ、彼らがテストでとれる平均点を獲得できるようにするための手段だと思う。時間はかかるが、絶対に必要なことだ。それが「教育」の本質ではないのか?
 勉強だけがすべてではない。頭は悪いかも知れないが、器用な子、運動能力に優れた子、動物の世話が好きな子、絵画や音楽など、芸術に長けた子はたくさんいるはずだ。いや、そちらのほうが多数派だろう。そういう子の「個性」をのばすのが格好・教委の仕事のはずだが、今の教育関係者は、子供達全員の頭を良くすることにしか関心がなさそうだ。これでは、子供のストレスが溜まる一方だ。
教え子全員が「一流大学」にいけるはずがないのに。

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幸福実現党玉砕す

2009 - 07/18 [Sat] - 10:48

 世間は彼らを「泡沫候補」の集まりと見なした。

 幸福実現党、初陣も議席に届かず

 この党の母体団体である大川隆法・幸福の科学総裁は、文藝春秋8月号で
 「幸福の科学の組織力は、自民党や民主党より上」
と吹いていたそうだ。同教団の会員数は「1,000万人を突破」したと、盛んに世間に喧伝していた。
 前回の記事にも書いたとおり、この党は三塚博・元蔵相(故人)の最大の支援団体として知られ、前回の参議院選挙では丸川珠代候補を、今年の千葉県知事選では森田健作候補を、それぞれ当選させた「実績」がある。そのため、同教団ウォッチャーは、今回の都議選は、同教団の本当の実力を図る絶好のいい機会だととらえていた。
 ところが、今回の都議選で、この党および母体教団の本来の実力が、単なる「こけおどし」であることがわかってしまった。
 都議選で擁立した候補は10人だが、得票数はたった13,000票あまり。足立区で立候補した候補の獲得した2,115票が最高で、武蔵野市で立候補した候補者は、たった396票しか取れなかった。足立区が都内でも指折りの保守的な地域であり、武蔵野市が民主党・菅直人副代表の地元であることを考慮に入れても、この数字はひどすぎる。
 「幸福の科学」がライバル視する教団が創価学会であることは、新興宗教ウォッチャーの間では常識になっている。創価学会の信者数は800万を超え(公称)ているが、その創価学会を母体とする公明党ですら、今回の都議会選挙では獲得した票数は743,000あまりである。幸福の科学の信者数が、本当に信者数が1,000万人(ということは、日本の人口の1割近くである。そんなアホな!)いたら、獲得議席数は2桁いっていなければおかしい。にもかかわらず、今回の選挙では、この政党は候補者全体で13,000票しか集められなかった。
 同党は支持層として、信者の他に「ネトウヨ」や「ウヨ厨房」などの極右層の支持を取り込むことを狙っていたようだが、自民党や民主党にだって、彼らが喜ぶような首長をする議員はいくらでもいる。ましてや、今回の都議選は「政権選択選挙の前哨戦」といわれていたのだ。有権者は、訳のわからない新興宗教団体をバックにした政党より、既存政党から出馬した立候補者の方が遥かにましだと判断したのである。 

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自民、両院総会開催へ

2009 - 07/16 [Thu] - 10:02

 自分達で不信任を「否決」しておきながら、「麻生おろし」をやめない議員達。
 これはもうマンガだ。

 両院総会開催 与謝野、石破氏も要請

 昨日の「報道ステーション」で、星浩・朝日新聞編集員が面白いコメントを言っていた。
 「今の自民党の争いは『ベンチの中の乱闘』のようなものだ。取材する側は『こんなことばかり取材してはいけない』と内心では思っていても、面白いからついつい取材してしまう」。
 
 「面白い」ねえ…(ため息)
 「面白さ」を追求した結果生まれたのが、前回の「郵政解散」が生み出した「小泉チルドレン」じゃないのかなあ。国家の大事を決める政治を「おもしろさ」でやってもらっては困るのだよ。報道する方も、政治をする方も、もっとまじめに、真剣にやって欲しいものだ。

 ネット世論と、私が運営している弱小ブログの来場数は比例する傾向がある。 
 東国原・宮崎県知事を記事にした時は、当ブログの来場者数が3桁を超えた。
 だがそれ以外の話題、たとえば教育、環境の話題を取り上げた時は、来場者数は少ない。
 私からいえば、教育も環境も、政治と同じくらい、いやそれ以上に、人間が生きていく上で必要なのものだとも思っているから、もっと注目されてしかるべきだと思うのだが。

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「脳死は人の死」成立

2009 - 07/15 [Wed] - 10:32

 この問題については、まだ議論の余地があったと思う。

 「子の命は」親心明暗 「脳死は人の死」成立

 最初に断っておくが、私は基本的に「脳死は人の死」という意見に賛成の立場である。
 理由は2つ。
 脳はすべての臓器の司令塔であり、「脳が機能停止に陥る」ということは、他の臓器の働きに影響を及ぼすということ。そして、「植物人間」状態に陥った患者をみるのは忍びないこと。
 もう一つは、臓器移植の問題。「脳死」の場合、臓器移植が成功する可能性が高くなるという話を、聞いたことがある。臓器移植をしないと助からないケースが多々ある以上、それをしやすいようにするためには、積極的に「脳死認定」を進める必要があるのではないか、と思うからである。無駄な延命治療をしてお金をかけるより、使える臓器を他人に移植してもらいたい、という考えもある。
 法律改正前は、当人が生前に臓器提供意志を書面で意思表示することを証明する必要があったが、今回の改正で、生前に本人が提供意思を表明していない限り、家族の同意があれば臓器提供ができるようになった。同時に、臓器提供の年齢制限(改正前は15歳未満)も撤廃された。
 背景として、海外での臓器移植に関して、国際世論の風当たりの厳しさが挙げられる。世界保健機関(WHO)は、自国内で臓器提供を増やすよう求める、臓器移植指針を改定する方針で、今回の改訂はそれを先取りしたものだ。海外の臓器移植には滞在費・医療費を含めると億単位の費用がかかるのが現状で、海外でも「なぜ日本人だけが?」と、非難の対象になっているため、その批判をかわし、患者の費用負担を軽減することも、この法律が制定された理由のひとつだと思われる。

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衆院選は8月30日?

2009 - 07/14 [Tue] - 10:42

 本当にやれるのか?逃げるなよ!

 衆院選 8月30日投開票 首相と与党幹部が合意

 麻生は自民党幹部との会合でで
 「21日の週(21日以降)に国会を解散し、来月30日に総選挙を実施したい」
と発言し、与党幹部も了承を得た。
 だがこの日程も、麻生の希望ではなかった。本当は14日(つまり、今日である)に衆議院を解散し、8月8日に投票する計画を立てていた。8月8日は漢字で書くと「八月八日」。「八」という時は「末広がり」という意味があり、8月8日は縁起がいいと古来からいわれていた。しかも今年の8月8日は「大安吉日」ということで、この日に選挙をやれば最小限のダメージですむのでは…という考えが、麻生の頭の中にあったのは、想像に難くない。
 だが、ここでも麻生の希望は通らなかった。自民党内部は「(都議選のことがあるので)今はやめておいた方がいい」という空気が大勢を占め、連立与党をくむ公明党は「都議選と一定の間隔をあけたい」と行ってきた。それを無視したら、反麻生派の「麻生おろし」が再燃し、自民党は本当に分裂する可能性がある。危機感を持った自民党の国対幹部は裏工作を展開し、反対派の「麻生おろし」を止めるかわり、投票日を来月30日にすることで決着した。
 しかし、衆議院を解散するというのは簡単なことではない。総理大臣が国会解散を決めた場合、閣議で全閣僚に対して衆議院解散を諮り、内閣の総意を得た上で、内閣全員が衆議院解散を行うための閣議書に署名しなければいけない。前回の「郵政解散」の時は、島村農水相が閣議書への署名を拒否したため、小泉総理大臣(当時)が島村大臣を罷免し、小泉総理が農水相として署名し、解散を決定した。過去には、三木内閣が国会解散を決意しながら、閣僚15名が閣議書への署名を拒否し、結局任期満了選挙(’76年12月。戦後の衆院任期満了選挙は、この1回だけ)というケースがあったため、指導力低下が顕著な麻生総理に、解散のための閣議書署名に抵抗する閣僚を、片っ端から罷免するエネルギーがあるかどうか。

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都議会、自公過半数割れ

2009 - 07/13 [Mon] - 10:31

 有権者の反発は、想像以上だった。

 都議選 民主が圧勝第1党、自公は過半数割れ

 まず、都議会の新勢力図から

 <与党>
 自民党…38(-10)
 公明党…23(+1)

 <野党>
 民主党…54(+20)
 共産党… 8(-5)
 ネット…  2(-2)
 無所属・諸派… 2(-2)

 投票率 54.49%(前回比+10.5%)
 
 自民党に対する逆風は、自民党が街頭演説で「国政と都政とは別物だ」と連呼絶叫する、今回の都議選でも止まらなかった。獲得議席数「38」は、’65年に都議会議議長選での贈収賄疑惑で解散した「黒い霧解散」以来で、自民党はこの時も、都議会第一党を社会党(当時)に譲った。今回の結果は、それ以来の大惨敗ということになる。
 自民党の不振の象徴が、7つある「1人区」の選挙結果。1人区で勝ったのは島部だけで、残り6つの選挙区はすべて民主党に敗れた。中央・千代田・青梅の三選挙区は、半世紀以上自民党が議席を守ってきた選挙区だったが、これらの選挙区も、「若さ」を全面に打ち出し、「変化」を叫ぶ民主党の勢いの前に敗れた。特に千代田選挙区の自民党立候補者は、当選回数6回のベテランであり、かつ都連自民党幹事長という大物だっただけに、ここでの敗北は、自民党に衝撃を与えた。
 自民党は他の選挙区でも苦戦し、民主党候補者に開票早々「当確」ランプがついた荒川区では、残る1議席を巡っての公明党との「一騎打ち」に敗れた。世田谷選挙区でも、左派勢力から「極右3羽ガラス」と名指しされたベテラン議員が落選するなど、自民党は苦戦を続けた。これだけの苦境にもかかわらず40議席まで「あと一歩」まで迫ったのは、この党に地力が残っているということか。これだけ世間からバッシングを受けて、それでもなお「自民党」に投票する人がいるということは、この党が築いたネットワークが、それだけ強固であるということでもある。
 

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決戦は日曜日@都議選

2009 - 07/12 [Sun] - 10:17

 来るべき衆議院選の前哨戦、Let’s Start!

 東京都議選の投票始まる 大勢13日未明に判明

 世間もメディアも、二言目には「衆院選」「解散」「地方分権」などとピーチクパーチクやっているが、今度の都議会選挙は、重要な意味を持つ。
 今度の選挙結果で、麻生首相がいつ「退陣発表」するか。いつ国会を「解散」するか。

 今回の都議会選挙の主な争点は
 ・新銀行東京
 ・東京市場の、築地から豊洲への移転問題
 ・東京オリンピックの誘致の是非
 他にもいろいろあるのだが、主立った争点はこの3つ。

 まず、新銀行東京。
 「首都大学東京」と同じく、およそ「作家」を知事に戴く自治体とは思えないほど、センスのない名前を持つこの銀行は、他の銀行の「貸し渋り」で苦しむ中小企業経営者のために、低利で運転資金を融資するという触れ込みでスタートした。だがいざ始まってみると、この銀行に融資のノウハウがなく事前審査が甘かったり、都議が融資先に口を利いたなどの噂が流れたりといったトラブルが絶えず、資金を貸し付けた企業が倒産して、あっという間に回収不可能な債権がふくらんだ。中には、会社の実態が曖昧なのに融資を受けたという、詐欺まがいのケースもあった。都側は経営陣の交代、資本金の増額で対処したが、この銀行の「資本金」は都民の血税である。
 次に、東京市場の移転問題。
 作家・江川剛氏は、ことあるごとに「築地は日本の食文化の象徴」といい、築地市場の移転に反対している。築地の施設が老朽化し、移転の必要があるのは事実であり、移転先を巡って議論が続いていた。すったもんだの末に豊洲に移転が決まったが、新たな事実が発覚した。豊洲の土壌から、高濃度のダイオキシンが見つかったからだ。都側は「土壌改善工事で対処できる」と強弁しているが、汚染された土壌の上に立つ市場で扱われた食べ物を誰が食べたがるか!
 野菜・刺身などの食べ物は、これから移転された市場で扱うのだ。出荷されたときは大丈夫だったのに、市場で化学薬品に汚染されましただなんて、シャレにもならない。それどころか、生産地の農家・漁師は「あんな市場には出荷したくない」とか思うに決まっている。自分の信用・信頼関係に関わるから、彼らは声を大にして「築地市場の豊洲移転に反対する」と叫ぶべきだ。「自分は『都内在住』じゃないから関係ない」という考えは許されないと思う。 

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冷房と除湿、どっちがいい?

2009 - 07/11 [Sat] - 10:41

 私も「除湿の方が湿気が取れる」と思っていた一人である。

 冷房と除湿、湿度下がるのはどっち? 東電がアドバイス

 夏は、私が大好きな季節であり、そして私にとってもっともつらい季節である。
 貧血症の私は、かららだが汗ばまないと調子が良くならない。だから室内の冷房は、私にとっては最大の敵なのだ。夏の美術展に行くときは、館内では上着を羽織っている。寒さで集中力がなくなり、せっかくの美術鑑賞が台無しになるからだ。
 我が家のクーラーは、温度や風速設定がきめ細かできる設定になっている。私にぴったりの室温は27℃(夏季)だが、クーラーは室温が27℃になると、吹き出す風が自動的に弱くなり、しばらくすると「微風」モードになる。室温が設定温度以上になると、再び風が吹き出し、室温を安定させる。
 オフィスビルやデパートなどで味わう「効き過ぎる」冷房に苦しむ人は多い。そのため、冷房設定を「除湿」にする管理者は多いのだが、電力会社は「除湿のほうが電気代がかかるケースがある」という。
 実際、私の会社の休憩室は、一日中「除湿」にしている。「弱冷」より身体に優しいと思われているのからだが、冷房システムが古いこともあってか、30分も部屋の中にいると寒くてしょうがない。電力会社は「冷房の設定温度を高くして扇風機を併用したりすると節電になる」と説明しているが、私の会社ではムリだろうな。何しろ、私の会社は「夏暖房、冬冷房」と揶揄されるほど空調関係がめちゃくちゃ。やたらばかでかい倉庫に、急遽仕切り板を入れただけという構造なので、空調改善のためには、建物を一度解体しないとだめだろうというので、みんな諦めている。

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夏の夜の夢

2009 - 07/10 [Fri] - 22:04

 今日、私が住む街で「祇園祭」という名の夏祭りがあった。
 私が今住んでいる街に引っ越してきたのは幼稚園の頃だったから、長い年月を今の居住地にいることになる。
 私が引っ越してきた頃、この街は電車が1時間に2~3本しかなく、店も古いながら「老舗」の雰囲気を漂わせるところが多かった。そう、俗に言う「バブル景気」がやってくるまでは。
 この街の転機は、’80年代後半にやってきた。
 国鉄が「JR」に民営化され、電車の本数が増えた。それに伴い人口が急増し、図書館などの公共設備も整備された。駅前や国道沿いには、大型ショッピング施設が進出した。
 だが、これがいけなかった。
 いままで老舗にやってきた顧客は、こぞって大型ショッピング施設で買い物をするようになった。そのため、旧街道沿いに軒を連ねていた店の多くは、売り上げ減少で続々と閉店した。中には、店の建物自体が消えたところもある。騒音をまき散らしていた駅前のパチンコはいつの間にか消え、跡地は駐車場になっている。かつて、よく足を運んでいたラーメン屋もしかりである。
 学校からの帰り道、あるいは会社が休みになる度に顔を出した本屋は、2軒が廃業し、1軒は商品の品揃えを変え、残る1軒も売り場面積を縮小して、何とか存続している。廃業した2軒の本屋のうちの1軒は、建物はそのままで、今は葬儀場となっている。ネットカフェに入り浸っていたときにお世話になった隣町の書店も、昨年8月に店をたたんだ。国道沿いには大型書店があるが、そこもいつまで持つことやら。

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JR西社長を在宅起訴

2009 - 07/09 [Thu] - 10:20

 事件から4年あまり、捜査はようやく「けじめ」の段階を迎えた。

 JR西社長を在宅起訴 宝塚線事故「安全対策怠る」

 2005年に発生した「尼崎JR脱線事故」は、死者107名(運転手含む)を出す、JR発足以来の大惨事になった。検察は4年あまりの捜査の結果、当時JR西日本(以下JR西)の安全最高責任者を務めていた,山崎正夫・現JR西日本社長を「在宅起訴」とする決定を下した。山崎社長は記者会見を開き、社長を辞任するとともに、自らの責任を巡っては、法廷で争う姿勢を示した。
 この事件については、当ブログでも何回か取り上げている(詳細は2005年4月および5月の記事で検索のこと)。訴追理由として、検察はJR西日本が’96年に福知山線のルート変更をした際、速度超過の列車を減速させるATSを設置しなかったためとしている。しかし、当時の最高経営幹部については「知識・経験から予測は困難だった」「ATSを設置する権限はなかった」として、訴追しないことにした。
 だが個人的には、この処分には納得がいかない。当時の経営最高幹部は、誰一人として訴追されず、結果として、当時の安全部門の最高責任者である現社長一人に、自己の責任を押しつける形になったからだ。
 会社という組織は、最終的にはトップが首を縦に振らないと動かない。それは、検察も同じはずだ。にもかかわらず、現在の社長を「在宅」とは起訴して、他の経営最高幹部の責任を追及しないのは、この社長が子会社出向経験がある、いわば「落ちこぼれ組」だからというのは、ゲスの勘ぐりだろうか?

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東国原氏と古賀氏会談

2009 - 07/08 [Wed] - 10:32

 
 「僕が行けば自民党は勝てる」とほざく、この男に鈴をつけるヤツはいないのか?

 出馬はプラス?マイナス? 東国原氏と古賀氏会談

 「自民党さんは、私を『総裁候補』としてお認めになる気がありますか?」
 東国原英夫・宮崎県知事のこの発言で始まった、自民党のドタバタ劇から一週間経過した。
 最初は好意的に見ていた有権者も、だんだんとこの男の持つ薄汚い野望に気がついたようで、日を追うごとに支持率が低下している。
 当たり前である。
 就任早々の県議会本会議で
 「宮崎をどげんかせんといかん」
とたんかを切りながら、ここ最近の週末は、公務そっちのけで「宮崎のPR活動」に名を借りた「講演」や「テレビ出演」に夢中になっている。本来なら、そんな時間を「県政 の政策作り」に振り向けなければいけないのに、やはり「芸人の性」なのか、テレビから声がかかって舞い上がり、世間に恥をさらしているのがわからないようで悲しい。
 彼はテレビで「地方分権」を盛んに口にするけれど、具体的に「地方分権」をして地方をどうしたいのか、さっぱり伝わってこない。メディアもコメンテーターも、なぜその事を突っ込まないのか?そういえば、昨年の「道路特定財源」問題でも、彼は与党寄りの発言を繰り返したことで、彼は「エセ改革派」の一員に挙げられてしまったっけ。
 だいぶ以前にも書いたか記憶があるので、くどくなって申し訳ないが、この男は未だに悪名高い「FRIDAY」事件に関与して逮捕歴があり、後輩への「いじめ」疑惑も常に囁かれていた。芸能界を追放されたのも、未成年女子への「淫行疑惑」がきっかけだった。

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「弁当見切り販売」その後

2009 - 07/07 [Tue] - 10:46

 先月下旬、コンビニで期限切れの弁当を定価より安く販売している店舗に対して、本部が圧力をかけるのは不当だという公正取引委員会の裁定を伝える記事を掲載した。この記事を通じて知り合った、慶應義塾大学湘南キャンパス(以下SFC)のサークル「おにぎりプロジェクト」がどういう行動をとったのかを紹介したいと思う。
 この裁定記事が掲載された翌日、彼らは早速行動に出た。
 業界1位のセブンイレブン・ジャパンと、2位ローソンに、自分達のプロジェクト(彼らは「共同研究」と言っている」を売り込むべく、担当者に電話をかけた。
 しかし、結果は彼らを失望させるものだった。
 セブン・イレブンは、値引き販売は売り上げ増に直結するという彼らのアプローチをすげなく断った。
 ローソンは、なぜか彼らの担当をIT担当の部署に回した。彼らがプロジェクトの話を持ち出すと、担当では判断できないといわれたそうだ。早い話、経営陣が首を縦に振らないとムリだということだろう。ならば加盟店と直接交渉したいと告げると、広報を通さないとだめだ、システムもその加盟店のためだけのものは認めないといい、自分達が開発したシステムを使いたいと説得すると、今度は「個人情報保護」を根拠に挙げられ、話は流れた。おまけに、直接会って話も聞けないらしい。
 ローソンの新浪社長は、報道番組で憲法9条の精神を高く評価する発言をしていたので、個人的には彼のことを「いい人だ」と思っていただけに、本件の対応は失望以外の何者でもない。
 若手が改革の動きを見せると、上層部は既得権益を守るために抵抗し、若い芽を摘む。
 それは政治の世界だけでなく、ビジネスの世界でも同じである。

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静岡県知事選は川勝氏

2009 - 07/06 [Mon] - 10:19

 国民生活を「崖っぷち」に追い込んだ権力者は、自分達も崖っぷちに追い込まれた。

 選挙:静岡県知事選 民主系・川勝氏が初当選 自公系・坂本氏に小差

 自民党側から見れば、この選挙は「勝てる」選挙のはずだった。
 自民党は早々に、地元選出の参議院議員を候補に擁立した。
 対する民主党側は公認調整に失敗、公認候補の他に、元民主党の参議院議員が出馬する「股裂き」状態。おまけに知事選公示直前には、民主・鳩山代表に金銭スキャンダルが勃発した。
 民主系候補が分裂したため、本来なら自民党が楽勝の選挙のはずだった。
 だが、結果は全く逆になった。
 得票率が大幅に上がったことも、自民党側には不利になった。

 自民系の候補は、例によって「自民党」を隠す戦術に出た。
 麻生のイメージを嫌って、選挙期間中は麻生総理を呼ばなかった。
 ところが、これが裏目に出た。
 実はこの候補、厚生労働省出身のキャリア官僚なのだが、厚労省在籍時「史上最悪のハコモノ」と揶揄された「私のしごと館」推進者の一人だった。さらにこの候補のポスターには,前職であるはずの「自民党参議院議員」の文字が印刷されていなかった。本人は「私は『自民党』ではなく『県民党」だ』とメディアのインタビューで強弁を繰り返していたが、応援演説者は全員自民党の国会議員。その事についても当人は「個人的な関係できてもらった」とイケシャーシャーと言っていた。
 「『県民党』を名乗っているのに、応援者は自民党ばかりではないか」
 静岡県の有権者は、その候補者の欺瞞を見抜いていた。
 民主党・鳩山代表のスキャンダル発覚も、県民は
 「自民党はそれ以上に汚いことをやっているじゃないか。いい加減にしろ」
とくらいにしか思っていなかった。

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国旗国歌嫌いなら辞めよ

2009 - 07/05 [Sun] - 10:07

 この人はとことん「日本国憲法」がお嫌いらしい。

 「国旗・国歌、嫌いなら辞めよ」=起立しない教員に-上田埼玉知事

 知事が、個人としてどのような政治的思想信条を持とうが、それは当人の自由である。
 しかし、一度「県知事」という「公的立場」に就いた以上、公の場で言っていいことと悪いことがある。
 埼玉県知事・上田清司氏は,この発言で2つの「憲法違反」を犯した。
 日本国憲法は、以下の記述がある。
 
 第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
 
 第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し  擁護する義務を負ふ。

 知事は,県議会において
 「そもそも、日本の国旗や国歌が嫌いだというような教員は辞めるしかないのではないか。そんなに嫌だったら辞めたらいい」
と答弁した。民主党議員の「君が代斉唱時に起立しない教員がいることへの解決法」に対してのものである。
 断っておくが、私個人は「日の丸・君が代」に誇りを持っており、公の場で「起立斉唱」の声がかかったら、喜んで「日の丸」に敬意を払い、堂々と「君が代」を歌う人間である。
 ただし、この意見はあくまでも「個人レベル」の話であり、この意見を他人に押しつけるとなると話は別だ。知事のこの発言は、自分よりも弱い立場にある者に対し、自分の立場を利用して、おのれの思想信条を強制しようというものである。これは、憲法第19条に違反が濃厚である。
 また憲法99条では、公務員の憲法遵守規定がある。知事は選挙で選ばれるとはいえ、特別公務員という立派な「公務員」である。「知事」という特殊な立場にいる以上、その職務にいる間は己の思想信条は封印しなければならない。その事が、この人には理解できないようだ。
 

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パワハラ自殺@佐川

2009 - 07/04 [Sat] - 10:26

 この企業にとって、この程度の不祥事は氷山の一角だ。

 「自殺原因はパワハラ」佐川急便社員の遺族が労災申請へ

 佐川急便における勤務実態の過酷さについては、いろんなところで語られてきた。上司によるパワハラ、集団暴力、女子社員に対するセクハラ、強姦…それらの多くは、ことをオーバーに伝えているのだろうと思っていた。しかし、どうやらこれらの事実は本当らしい。
 5年前、わたしは某運輸業者の短期アルバイトをしていた。そこで佐川勤務経験者に出会い、彼の話を聞いたのだが、彼が話してくれた佐川の内部は、想像以上にひどいものだった。
 佐川のリーダーはこん棒を手にしていて、動きの遅いアルバイトは、リーダーに容赦なく叩かれる。時には荷物が飛んでくる。言葉での「いじめ」もひどいらしい。社員は見て見ぬふりか、積極的に「いじめ」に荷担している。
 職場環境のひどさは、アルバイターの間ではつとに有名だから、応募者はほとんどいない。会社側もそれを重々承知していて、募集広告は佐川関連の派遣会社(3社あるそうだ)の名前で掲載される。もちろん派遣先に「佐川」の文字はない。
 勤務時間は、募集広告では8時間で残業は任意と表示されているが、実際は残業を断ろうものなら「手メー、ふざけんな!」という雰囲気なのだそうだ。そのためほとんどのアルバイトは、朝9時から夜9時までの12時間労働を強制されている。社内に流れる空気がささくれ立っているため、契約期間内に逃亡するバイト・社員も多い。以前、佐川の研修施設に潜入取材した写真週刊誌の取材陣が、施設内を全裸で走り回る社員の様子を掲載したことがあった。本来だったら労働基準監督局の査察が入っても当然の事例なのだが、裏からどんな圧力がかかったのか、役所の査察が入ったという話は聞こえなかった。 

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水俣救済法きょう合意

2009 - 07/03 [Fri] - 11:17

 これで「問題は解決した」と思われては困るのだが…

 水俣救済法きょう合意 今国会成立確実に

 この法案のポイントは2つある。
 ひとつは「水俣病」の認定範囲を広げること。
 もう一つは分社化を認めるかわり、保証金を全部支払うまで加害企業「チッソ」の解散を認めないこと。

 「水俣病」は、日本で最初の公害といわれている。1953年頃から、水俣付近で漁村地区などで猫などが不審な死を遂げ、特異な神経症状を呈して死亡する住民が多数発生した。3年後、化学工業会社チッソ系列病院の院長が「原因不明の中枢神経疾患」として、5例の患者を水俣保健所に報告、しかし原因究明には時間がかかり、熊本大学医学部水俣病研究班が、水俣病の原因物質は、チッソ(当時の社名は「新日本窒素肥料株式会社)水俣工場が垂れ流した有機水銀であると公表するのは、保健所への最初の報告からさらに6年間を待たなければならなかった。その間、チッソは自社の責任を否定し続け、同業他社もこれにならった。
 当時のチッソ経営陣は、一度は責任を認める態度をとったものの、すぐに被害者と対立するようになった。被害者側はチッソの株式を購入して株主総会に参加するなどしたが、それらの対抗手段は、会社側の暴力的手法でことごとく弾圧され、警察も会社の組織的暴力を黙認した。それによって、片目失明・脊椎骨折などの後遺障害を負った写真家がいたにもかかわらず、である。当時のチッソ社長は被害者に「庶民が何を言うか」「貧乏人が腐った魚を食べて病気になった」などと暴言を吐き、その映像が残っているそうだ。
 被害者は全国各地で裁判を起こした。1987年の熊本水俣病の第三次訴訟(熊本地裁)で、初めて国と県の責任を認めた判決がくだり、17年後に最高裁で判決が確定した。しかし、その後も未確定患者の救済を求める住民訴訟は後を絶たなかった。今回の政治決着は、それらの動きを受けてのものだった。

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稲増先生のコラムより

2009 - 07/02 [Thu] - 10:11

 先月22日のBLOGのの記事で、たまたま見た某民放女子アナの、現地レポートについての感想を述べた。その中で私は
 「この取材は『私だって世界の貧困問題に関心があります』ということをアピールするためのポーズだろう」
という趣旨のことを書いたのだが、そう思っていたのは私だけではなかったようだ。
 主宰するゼミから、多くの女子アナウンサーを輩出している法政大学教授・稲増龍夫氏も、これと似たようなことを感じていたのだ。教授は6月26日付の東京新聞コラム「言いたい放題」で、その女子アナウンサーが伝えた「現地報道」について言及している。その女子アナウンサーとは…フジテレビ・中野美奈子。
 彼女が訪問したのは「世界一平均寿命が短い国」で、10年ほど内戦状態にあったアフリカ・シエラレオネ共和国。教授のコラムによれば、この国も「貧困」で苦しむ多くの国同様、衛生環境は劣悪で、学校教育も満足に普及していない。取材クルーもシエラレオネの人々から
 「どうせ金儲けのためなんだろう」
とばかりに取り囲まれるなど、かなり情勢は緊迫していたようだ。

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派遣村閉村

2009 - 07/01 [Wed] - 10:47

 「派遣村」は閉村するが、ワーキング・プア達の戦いは続く。

 『反貧困』草の根喚起 『自己責任論に一石』 派遣村閉村

 年末年始、日比谷公園に「年越し派遣村」が登場したときの衝撃は、ずっと忘れないだろう。
 公園内に設置されたテントには、仕事を切られ、住むところを追い出された派遣労働者が、食料と寝る場所を求めて続々とやってきた。全国各地から、ボランティアや義援金が続々とやってきた。厚労省は、彼らのために厚労省の講堂を開放することを決めた。
 正直、私もこのイベントにボランティアとして参加したかった。だが父の看病もあり、それはかなわなかった。遠く離れた地から、ボランティアの活躍と、仕事と家からあぶれた人の幸せを願うことしかできない自分が情けなかった。
 小泉・竹中ラインが進めた「構造改革」政策は、日本国民から夢と希望と未来を奪った。
 堀江貴文・元ライブドア社長に代表される「稼げば勝ち」という価値観に代表される売り上げ至上主義は、深刻な職場のモラルハザードを巻き起こした。
 同一職場内での「正社員」と「非正規社員」の深刻な「労労対立」は、お互いの信頼関係を破壊した。
 
 「反貧困ネットワーク」が発足したのは、昨年の3月である。
 この頃からメディアも「反貧困」問題を取り上げるようになったが、それが深刻になったのは、昨年秋の「リーマンショック」に起因する「派遣切り」問題だった。「派遣元」から派遣され、受け入れ先の企業で働いている「非正規社員」の多くは、昨年末~今年3月で契約満了を迎え、そのまま失業する可能性が大きいと、貧困問題に取り組む関係者は危惧していた。そこに「リーマン・ショック」の影響で、当初の予定よりも派遣期間を短縮する企業が増え、路頭に迷う「非正規社員」が大量に社会にはき出された。彼らの多くは,昼間は公園で時間を潰し、夜は深夜営業のカフェやネットカフェを転々として一日を過ごす。「派遣村」は、そんな彼らにとっては天国に見えたに違いない。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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