貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

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資格団体天下り…

2009 - 09/30 [Wed] - 10:27

 こいつら、何様のつもり?

 資格団体天下り138人 中央省庁 本紙調査 常勤役員の7割占有

 麻生内閣で、内閣府特命担当大臣(規制改革担当)を務めた甘利明の国会答弁をテレビで見て、一瞬凍り付いた。
 「公務員というのは、退職金がないんですよ」
 この答弁に、議場内は騒然となったが、彼は平然と答弁を続けた。
 「いや、本当なんですよ」。
 この時のテーマは、確か天下り公務員ためのの再就職センターの設置の是非を巡ってのことだったと記憶している。民間人は退職しても、自分で再就職先を探さなければならないのに、なんで公務員だけ役所が再就職先を斡旋してもらえるのか、疑問と反発を感じた人も多かっただろう。
 今週発売の週刊誌をめくってみると、「政権交代」の意義を理解していない官僚の、何と多いことか?民間・役所を問わず、勤め人ならば人事異動や上司に対する不満があるのは当たり前だ。だが、メディアのインタビューでの彼らのそれは、単なる不平不満の域を超えている。
 「大臣が何を言おうと、実際に働くのはオレたちだ。だから、素人大臣はおとなしく引っ込んでいろ。黙ってオレたちの振り付け通りに動けば、あんたのメンツは潰さないから」
という、高慢ちきな本音をあけすけに語る官僚達。
 背景には、自民党が時の権力者と仲がいいとか、権力者のために汗をかいたとか、それなりに当選回数を重ねたとかというばかげた理由で、当人の能力・適正を顧みない人事を繰り返してきたからだ。最初から能力を疑問視されているから、大臣の任期はたかが知れている。よほどの実力者でない限り、大臣なんかおだでて適当にあしらっておけばいい。少なくても、これまではそれでよかった。
 だが、民主党政権はそうはいかない。今度の内閣の大臣の大半は「自分が大臣だったらこれこれのことをやる」と宣言し、その時に備えて自分で勉強してきた人たちばかりである。能力という点では、自民党の歴代大臣よりはずっと上だ。官僚達が不満なのは、自分達の振り付け通りに動かない人物が、大臣として役所にやってくるからである。

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自民党新総裁決定

2009 - 09/29 [Tue] - 10:56

 「みんなでやろうぜ」は当たり前。問題は、なにを「みんなでやるか?」

 クローズアップ2009:自民総裁に谷垣氏 道険しい「全員野球」

 屈辱的な衆議院選挙での大敗から約1ヶ月。
 やっと自民党総裁が決まった。

 谷垣 禎一 300票(120/180)
 河野 太郎 144票( 35/108)
 西村 康稔  54票( 43/ 11)
 ※他に無効票1票
 (得票数は議員票/地方票)
 

 有権者になって以来、これまで一度も自民党に投票したことがない人間があれこれいうのも何だが、この党が野党になって以来、テレビで注目されることが激減している。河野太郎候補の選対責任者を務めた人間が、インタビューで
 「(鳩山総理夫人の)幸さんのファッションにも負けている」
と、自嘲気味にインタビューで答えていた。
 それはともかくとして、今回の総裁選ほど「どっちらけ」という言葉がふさわしい選挙はなかった。
 出馬するのではないかと予想されていた石原伸晃、舛添要一、石破茂、小池百合子といった経験豊富な議員が、相次いで「総裁選不出馬」を表明。さらに彼らは、勝ち馬に乗りたいとばかりに、早々と「谷垣支持」を明確にした。安倍、福田、そして麻生と能力に関係なく、その時点で人気と勢いがある人間をトップに戴いては醜態をさらすことを、自民党は繰り返してきたが、選挙結果を見る限り、その教訓は今回も生かされなかったことになる。
 谷垣の出馬にしても、水面下では森喜朗、町村信孝、古賀誠といった党内の海千山千が画策した結果だと思われている。谷垣と古賀は今でこそ同じ派閥だが、’00年の「加藤の乱」をきっかけに袂を分かつ関係になっていた。この二人が元の鞘に戻ったのは2年ほど前だが、こうなることを見越して仕掛けたのだとしたら、古賀はかなりの策士である。

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「海外特派員」の裏事情

2009 - 09/28 [Mon] - 10:48

 20日に開催された、伊藤千尋トークショー「奇聞総解」の第3回目報告。
 今日は、彼が海外特派員になったきっかけと、特派員の現状についてお知らせしたい。

 国内で仕事に打ち込んでいたある日、朝日新聞の外報部長が伊藤氏に「中南米特派員」の話を打診してきた。伊藤氏の前に内定者がいたのだが、諸々の事情で流れてしまったのだ。彼に白羽の矢が立ったのには理由がある。彼は大学時代にキューバで砂糖狩りをして、スペイン語を学んだ経験がある。その経験を生かすため、彼は履歴書に「自分はスペイン語ができます」とアピールしていたのを、外報部長が覚えていたのだ。
 当時の海外特派員は、外国語学部or外国語大学でスペイン語を専攻した人間が、社内研修を受けた後に赴任するシステムだった。当時の南米支局はサンパウロに拠点を置き、3人チームが5つあり、ローテンションを組んで南米各国をあちこち回っていた。ところが、ここで問題が発生した。履歴書で「自分はスペイン語ができる」と書いた伊藤氏だったが、すでにこの頃はスペイン語を忘れてしまっていたのである。当時の特派員仲間は英語が堪能だったが、自分は当時英語が全くできなかった。外国人の電話は全部外報部に回される。学生アルバイトも英語で応対するが、自分はなにもできないと、内心忸怩たる思いだったらしい。英語で対応するアルバイトの姿を見て、何とか対応しなければならないと思っていたそうである。
 特派員に決定した当初は「オレにつとまるのか?」と不安だったらしい。南米支局に赴任途中、ニューヨーク総局に挨拶のために立ち寄った。機中で旅行者の人が何か英単語をいったが聞き取れず、あとで調べたら、その単語は中学レベルの単語だったことを知って愕然としたそうだ。 スペイン語も忘れた上に英語のレベルも怪しいのでプレッシャーを感じた伊藤氏はプレッシャーで夜も眠れず、乗っていた飛行機が落ちてしまえなどと物騒なことを思っていたそうだ。ところが、ニューヨーク到着直前に見た夜明けの五大湖のすばらしさに感動し、一転して「オレの将来は明るい」と思ったというから、なにが幸いするかわからない。
 ニューヨークにある近代美術館で、たまたま見た写真に伊藤氏はびっくりした。その写真はヨセミテ公園の写真だった。その写真を見て彼は「写真は、人間に感動をもたらせるのかと」思ったそうだ。その写真を撮影したアンセル・アダムズは、この写真を撮るために1年、365日公園内を歩き回って1枚の写真を仕上げたという。彼は写真の詩人といわれたそうで、それを知った伊藤氏は「だったらオレは新聞の詩人と呼ばれるようになろう」と決意した。こうして、彼の南米特派員生活はスタートしたのだった。

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川辺川ダムで新法制定

2009 - 09/27 [Sun] - 10:50

 民主党は、これまでの悪政のツケ払いに苦しんでいる

 川辺川ダム 中止時の補償に新法 国交相、意見交換会で表明

 民主党は、これまで自民党が残した「負の遺産」の一掃に苦しんでいる。
 中でも「ババを引いた」格好になっているのが、前原国交相である。
 八ッ場ダムだけでなく、日本航空の再建問題でも苦慮している。
 昨日は川辺川ダムを視察した。
 視察後、国交相は
 「国の政策変更により、四十三年間苦渋の選択を強いられた方々に心からおわびを申し上げたい。新しい立法で補償措置を決めさせていただく。(新法案は)来年の通常国会に提出したい」
と明言し、川辺川ダムの建設中止を決めた。
 川辺川ダムも八ッ場ダム同様、計画が策定されたのは40年以上も前である。しかもその数字は、現在の経済状況を反映したものとは到底言い難い。八ッ場ダム同様、道路工事に多額の費用を投入した一方、肝心のダム本体には一銭も投じられていない。当の地元住民に、今回の大臣提案を受け入れる意思があるだけ、まだ救いがある。
 それにしても、八ッ場ダム近辺のきな臭さはなんだろう。
 東京新聞(2009年9月24日付)は、八ッ場ダムが抱える問題として、群馬県が4人の総理を出した、国内でも屈指の保守王国であることを伝えている。しかし、このことを指摘するメディアは、東京新聞以外には出てきていない。他のメディアは、「大本営」という名の関係者及び地元有力者の声を、無条件で垂れ流すだけだ。
 八ッ場ダムに関する関東6都県の関係者は、25日に会合を開いて「八ッ場ダム建設計画中止反対」を申し合わせている。前原国交相が、返還義務のないお金を含めて全額返金する、と表明しているにもかかわらず、である。背後にうごめくのは、地元有力者と自民党議員、そしてゼネコンや役人などで構成される「利権サークル」の黒い闇である。
 

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人間の数=ニュースの数

2009 - 09/26 [Sat] - 10:14

 先日、伊藤千尋氏の「奇聞総解」を紹介したところ、結構な数のアクセスがあった。
 今日は第2弾として、筑豊時代のエピソードを紹介したい。
 彼が筑豊地区に赴任したとき、すでに炭鉱のほとんどは閉山していて、「一番の産業は失業者」と揶揄されている状態だった。事件も起きない、長崎みたいな重い経験もないから記事が埋まらない。それでも記事を書かなければならない。頭を抱えていたが、ふと気がついた。街が70年あるということは、それだけ人間の歴史があるということだ。だから、街のかわりに人間の歴史を書こうと思ったそうだ。人間の数だけニュースがある、どんな人間でも生涯に3回輝ける瞬間があると発想の展開をしたら、「なにもない街」は一転してニュースの宝庫になったのである。
 当時は現在と違い、役場に置いてある住民台帳を自由に閲覧できた。台帳からその地で特徴的な人選びだし、その人を記事に取り上げた。街の歴史と人の歴史を重ねて記事にすると、紙面が半分以上埋まり、面白い記事になった。彼が講演で「人と人は、いつかわかり合える」という持論を繰り返しているのは、こういう経験をたくさん積んできたからだ。

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与党の足を引っ張る労組

2009 - 09/23 [Wed] - 23:54

 彼らは「圧力団体」としての役目を、忠実に実行しているようだ

 民主政権公約に異論続出 連合内労組、調整で苦慮?

 日本にはかつて、大きな労働組合が3つあったのをご存じだろうか?
 旧社会党を支持していた「総評(日本労働組合総評議会。官公労が中心)」。
 旧民社党を支持していた「同盟(全日本労働総同盟。自動車、繊維産業、重機など)
 その名の通り、中立を維持していた「中立労連(中立労働組合連絡会議。電機産業、造船など)
である。これらの労組が分裂していたのは、ひとえに政治の影響が大きい。
 ’60年、日米安保条約の締結を巡り、その反対運動を主導してきた旧社会党内で、深刻な内部対立が起こった。対立は解消せず、右派の一部議員が分離・独立する形で「民主社会党(後の「民社党」)が結成される。そのゴタゴタは労働運動の分野にも及び、4年後、総評の運動方針に不満を持っていた労組(幹部)が集結してできたのが「同盟」である。
 結成当初は「自由にして民主的な労働組合」を標榜していた「同盟」だが、年を追うにつれて(正確には「選挙ごと」だが)「産業民主主義」という名の「右傾化路線」をひた走った民社党の影響を受け、「労使協調路線」という名の「組合員いじめ」に走った。その一方で労組幹部は、民社党幹部とともに、豪勢な「料亭遊び」にふけった。そのことは、共産党のリーフレット「今日の民社党」(’(80年発行)に詳しく掲載されている。
 日本の労働運動が分裂状態にあるのは不幸なことだ。そう考えた労組幹部が集結し、結成されたのが今の「連合」である。「連合」は、同時に民主党の最大支持母体であるが、その活動方針は旧「同盟」の影響が色濃く残っていることもあってか、民主党の政策を全面的に支持しているという訳ではない。
 まず、旧同盟系の労組。「連合」が「原発推進」を全面的に打ち出したのは、連合傘下の労組「電力労連」の意向が大きい。この団体は電力会社の労組であるが、会社の意向に沿って、原発推進の姿勢を明確にしている。30年前に問題になった「企業ぐるみ選挙」で批判を浴びたことでもおわかりのように、労組内でも屈指の「御用労組」である。私はネット内で環境派を見つける度に
 「電力労連の動きには要注意」
と呼びかけているが、環境問題に取り組む人たちにとっては「なにを今更」と感じるひともいるかもしれない。この労組は「連合」内で発言力が最も大きい労組である。

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八ッ場ダムの今後は?

2009 - 09/22 [Tue] - 10:39

 鳩山政権及び前原国交相が対応対応を誤れば、泥沼化必至。どうする?

 八ッ場ダム 中止手続き 地元同意後 協議の長期化必至

 八ッ場ダムの建設を巡って、国交相と地元住民の関係にひびが入っている。民主党はマニフェストで「八ッ場ダム工事停止」を公約した手前、何としても公約を果たしたい。だが地元住民、特に推進派住民及び首長にとっては
 「ここまで引っ張るだけ引っ張っておいてなんだ!」
という感じだろう。できないのならそれなりの保証はしてもらう、と各首長はいっている。
 では、八ッ場ダムのどこが問題なのか?そのことについてはこちらのサイトに詳しく紹介されている。簡単にポイントをまとめると、論点は5つに絞られる。
 まず費用だが、これまで4、600億円が投入されているダム事業費だが、ダムが完成すると、さらに事業費がふくらむ可能性があるという。その要因として東京電力への多額の減電補償の他、周辺で地すべりの危険性がある場所が22箇所あり、その改修費に多額の費用がかかるためである。
 国交省は
 「ダムを中止したら、周辺地域に1、460億円払わなければならない」
と主張しているが、水道事業および工業用水道事業への国庫補助金(厚生労働省と経済産業省からの補助金)が含まれているので、実際の返還金額はその半分ほどで済むと反対派は指摘している。
 工事進捗率だが、実は本体工事はまだ手につけていないそうだ。実際に工事といっているのは、ダムに付帯する各種工事だが、一番進んでいる鉄道関係ですら、進捗工事は全体の3/4しか進んでおらず、道路整備は全体の5%、宅地造成も全体の1割しか進んでいない。工事完成は今のところ、’15年3月をめどにしているが、前記の事情から大幅に遅れることは確実になっている。

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「記者」?「御用聞き」?

2009 - 09/21 [Mon] - 10:20

 昨日、数年来の知人である「前」朝日新聞記者・伊藤千尋氏のトークショー「奇聞総解」に行ってきた。最近の伊藤氏は、週末講演活動で忙しく、前回奇聞総解を開催したのは、「チェ・ゲバラ」をテーマに開催した1年半前までさかのぼらなくてはならない。しかも私はパソコンが故障して、彼の名前を冠したMLでのやりとりもできなかったから、彼とお会いするのは4年ぶりである。
 先ほど、伊藤氏のことを「前」朝日新聞記者と紹介したのは、今月の15日で朝日新聞を定年退職したからだ。定年退職後も現在の所属先である朝日新聞「be」編集部に嘱託社員として残ることができるそうだが、1年間の契約らしい。彼は新しいメディア創刊を考えているというが、具体的な計画は追々紹介するとして…。
 伊藤氏がこのトークショーを始めたのは、’93年である。私がピースボートでボランティアを開始したのはその5年後。伊藤氏はピースボートでも人気がある「水先案内人(船の中で講演してくれる人)」であり、ピースボート事務局にちょくちょく遊びに来ていたのだが、「オレは朝日新聞の記者だ」というオーラがびしばしと出ていて、何か近づきがたい雰囲気だった。だが彼の名を冠したMLに参加し、奇聞総解に顔を出し、酒の席をともにして、彼のざっくばらんな性格に触れると、何でもっと早くお近づきにならなかったのかと、後悔することしきりだった。
 始めたきっかけは、彼が新聞記者としてたえず忸怩たる思いを抱えていたからだ。相手に取材しても、実際に記事になるのはその数分の1に過ぎない。下手をすると、紙面に載る記事は取材量の1/10に過ぎない。これでは取材者に申し訳ない、だったら本を書こう、全国各地で講演しよう、それがこのトークショーの原点だそうだ。トークショーの「奇聞総解」という名前は
 どんなに「奇」妙なことでも
 一度「聞」けば
 たちどころに「総」てが
 「解」る
と言う意味が込められている。

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「宗男委員長」で混乱だと?

2009 - 09/20 [Sun] - 10:25

 反対派は「推定無罪」の原則を知らないらしい。

 「被告人が委員長か」自民は反発 「宗男委員長」で混乱

 一昨日の議院運営委員会で今回の人事案が提案されたとき、野党は一斉に反発した。
 「刑事被告人を『常任委員会の委員長』にするのは前例がない」
というのがその理由である。驚くべきことに、この人事案には自民・公明両党に加え、共産党も反対に加わった。
 だが、ちょっと待って欲しい。
 確かに、鈴木宗男は「刑事被告人」である。実刑が確定すれば、議員を自動的に失職し、刑務所に収監される立場の人間だ。しかし、今の彼の立場は「被告人」であって「犯罪者」ではない。なぜなら、判決が確定していないからだ。裁判が継続中の被告は「推定無罪」、つまり「罪がない人」として扱われることは、司法の世界では常識になっている。反対派は、その事をわかっていない。ネットの世界では
 「前例主義にとらわれるようでは、自公両党に未来はない」
 「ほほう、自民党がそこまで言いますか」
と、今回の決定を支持する声がかなりある。自民党は今回の決定に
 「刑事被告人が委員長になったことはない。衆院の倫理観が問われる」
といったそうだが、自分達がやってきたことを棚に上げて、よういうわ。こんなことを臆面もなく口にできるものだ。

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会見を全メディアに開放

2009 - 09/19 [Sat] - 10:40

 初っぱなから躓いたメディア対策を挽回した岡田、いい仕事をした。

 岡田外相、記者会見を全メディアに原則開放

 本来ならこの決定は、鳩山首相なり小沢・民主党幹事長の口から出るべきだったのだ。
 なぜなら、この2人は「政権を取ったら記者クラブを廃止する」と明言していたからだ。
 ところがいざ政権がスタートすると、鳩山政権はこれまでの発言を撤回し、記者クラブ廃止の件について凍結すると発表したため、ネチズン達は猛反発した。この話が流れた当初、平野官房長官、藤井財務相ら「民主党内保守は」が「記者クラブ開放」に難色を示し、裏でごそごそと立ち回っていたというまことしやかな話が流れていた。ところが、真相は違っていたようだ。
 かねてから記者会見の取材を希望していたフリー・ジャーナリスト2人が、取材のために首相官邸で鳩山首相を待っていた。ところが首相官邸スタッフ(当然、役人)が裏工作を画策し、彼ら2人を入れなくしてしまったらしいのだ。官邸スタッフは「記者クラブ」解放に反対し、首相に近い政治家に入れ知恵をしたというのが真相らしい。新政権による「記者クラブ」解放を信じた国民はこの動きに反発し、政権への期待ムードはしぼみかけた。その矢先、このニュースが飛び込んできたのである。
 岡田外相が、記者クラブ開放を巡る官邸周辺のドタバタぶりを、どこまで把握していたかはわからない。だが彼の「原理原則主義者」と言われるまでの頑固な性格は、民主党内はおろか永田町内でもつとに有名である。男たるもの、一度決めたものを簡単に翻すことがあってはならない。ましてや、公約をクルクル変えるようでは、政治家としての沽券に関わる。彼がこう考えてもおかしくない。

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鳩山内閣支持率71%

2009 - 09/18 [Fri] - 11:17

 期待が高い分、裏切ったときの反動も大きいと心得よ。

 鳩山内閣支持率71%、歴代2位タイ 朝日新聞世論調査

 いよいよ、きのうから本格的に鳩山内閣が始動した。
 実際に民主党(と連立与党)のマニフェストに基づき、行動を起こした閣僚も出ている。
 岡田外務大臣は就任早々、かねてから噂が絶えなかった「日米間の密約」についての資料を捜索しろと言う「大臣命令」を発令した。「命令」は大臣が出す指示の中でもっとも権限があり、それに逆らう公務員は罷免されるというもの。13年前、薬害エイズに関する資料が出てきたのも、当時の菅直人厚生大臣が官僚に対し「命令書」を下したからである。岡田外相は以前から「日米間に関する密約書類を調べる」と明言しており、今回の命令は、その意思を早速実行したことになる。
 「日米間の密約」で、一番囁かれている疑惑が、’70年代に当時の佐藤内閣が打ち出した「核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず」の三原則。佐藤栄作氏はこの「三原則」でノーベル平和賞を受賞したが、実はアメリカ軍が在日基地に核兵器を持ち込んでいたと言うことは、当時から「公然の秘密」だったらしい。当時のライシャワーアメリカ大使が「在日米軍に核兵器がある」と告白して以来、「核兵器三原則」は野党から、疑惑の目で見られていた。
 そして今年、’87年から外務次官を務めていた村田良平氏が日米間の密約を認めたこと、さらにアメリカでも本件に関する外交文書が公開されたことで、この疑惑はマスコミから注目されることになった。岡田外相は今日の「報道ステーション」に出演するが、そこでどんな発言をするのか注目したい。
 長妻厚労相は、歩いて厚労相本庁舎に入ると同時に,官僚達に対して「消えた年金」に関する資料提出を求めるなど、あちこち動き回っている。だが彼の場合「年金のエキスパート」であっても「厚生行政全体のエキスパートではない」という意見も根強く残り、その前評判をどれだけ打ち破れるかがカギを握っている。

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鳩山政権発足

2009 - 09/17 [Thu] - 11:24

 さあ、お手並み拝見。

 鳩山政権が誕生 『脱官僚依存の政治実践』

 鳩山内閣の顔ぶれ〈 〉内は当選回数)

 首相 鳩山由紀夫 62(民主・衆〈8〉北海道9区)
 副総理・国家戦略 菅  直人 62(民主・衆〈10〉東京18区)○
 外務 岡田 克也 56(民主・衆〈7〉三重3区)
 官房 平野 博文 60(民主・衆〈5〉大阪11区)
 金融・郵政問題 亀井 静香 72(国民・衆〈11〉広島6区)
 消費者・少子化 福島 みずほ 53(社民・参〈2〉比例)○
 総務 原口 一博 50(民主・衆〈5〉佐賀1区)
 法務 千葉 景子 61(民主・参〈4〉神奈川)○
 財務 藤井 裕久 77(民主・衆〈7〉参〈2〉比例南関東)
 文部科学 川端 達夫 64(民主・衆〈8〉滋賀1区)△
 厚生労働 長妻  昭 49(民主・衆〈4〉東京7区)
 農水 赤松 広隆 61(民主・衆〈7〉愛知5区)○
 経済産業 直嶋 正行 63(民主・参〈3〉比例)△
 国土交通・防災・沖縄・北方 前原 誠司 47(民主・衆〈6〉京都2区)
 環境 小沢 鋭仁 55(民主・衆〈6〉山梨1区)
 防衛 北沢 俊美 71(民主・参〈3〉長野)
 国家公安 中井  洽 67(民主・衆〈11〉三重1区)△
 行政刷新 仙谷 由人 63(民主・衆〈6〉徳島1区)○ 

太字は「二世議員」
○:社民党・旧社会党・社民連系
△:旧民社党系
無印:民主党生え抜き・自民党在籍経験者

 日本全国の「良心的有権者」が長年鳩首渇望していた、選挙による政権交代がついに実現した。
 こんなことを書くと
 「’93年にも選挙で政権党が交代したじゃないか」
という人がいるかも知れないが、16年前の選挙は,自民党が「比較第一党」であり、その気になれば自民党は政権を維持できたにも関わらず、政権を維持することができなかった。小沢一郎・武村正義らの権謀術数に敗れたからである。自民党敗北のどさくさに紛れ、自民党を飛び出した小沢一郎らは、裏で当時できたばかりの「日本新党」幹部らを抱き込み、史上最多の「7党1会派」連立政権を樹立させた。だがこの連立政権は細かいところで軋轢を生み、社会党(当時)の連立離脱がきっかけになり、わずか10ヶ月あまりで崩壊した。
 

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針路間違えぬよう…

2009 - 09/16 [Wed] - 10:22

 最後の最後まで「空気」を読めない人だったな…

 鳩山氏に『針路間違えぬよう』 政権引き継ぎで会談

 選挙以来20日あまり経過し、やっと総理大臣と「次期総理大臣」の面会が実現した。
 選挙の結果が結果とはいえ、特別国会で鳩山が「首班」を受けるまで、日本の最高権力者は麻生なのだから、それなりに仕事をする義務があるはずなのに、彼が首相としての職責を果たしていたという話はとんと聞かない。あげく、記事冒頭の発言である。
 「日本の針路を間違えないように」だってさ。笑っちゃうよね。
 自分は国会の解散時期を間違え、今頃になって
 「昨年の秋に解散してしたら、ここまで負けることはなかった」
なんて泣き言を言っている。あ~見苦しい。
 麻生と言えば,ネット上では「麻生氏の口の悪さを楽しむ」なんてコミュがあるくらい数々の暴言で有名だったが、これまでの暴言が知性に裏付けられたものではなく、「詳細」を「ようさい」と読んだりするなど、頭の漢字読み間違いに代表されるように、この男は「ただのバカ」だと言うことがばれてしまった。にもかかわらず「オタクに人気がある」というばかげた理由で,この男を自民党総裁選挙で推薦・投票した連中の罪は重い。今度の自民党総裁選は、麻生を選んで自民党を壊滅的な状況に追い込んだ執行部の総括も求められるはずなのだが、自民党内からはその声は上がってこない。我が身がかわいくて、そんな問題には触れたくないってか?

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風力発電で低周波被害

2009 - 09/15 [Tue] - 23:00

 風力発電が抱える問題点は、意外と認知されていない。

 風力発電で低周波被害? 伊豆半島を歩く(本文は図書館で)

 皆様は「風力発電」と聞いて、どんなイメージをお持ちだろうか?
 日本の電気は水力、火力、原子力の3種類の発電所で作られているのだが、どの方法にも一長一短がある。
 水力発電所はダムを造る必要がある。
 火力発電所は、公害が心配だし、大量の石油エネルギーを消費する。
 原子力発電所の危険性は、今更言うまでもない。
 そこで現在注目されているのが、風力や地熱など「自然エネルギー」を利用した発電所である。
 目下のところ、開発が盛んに行われているのが風力発電。自然エネルギーを利用するから、官許に優しいというイメージがあるのだが、この記事を読めば「風力発電は環境に優しい」というイメージが、180℃変わるだろう。
 一番の問題は,騒音である。モーターとブレード(風車の羽)から出る音は、近隣住民にとっては我慢できないレベルのものらしい。だがそれ以上に深刻なのは、住民が「風車病」と呼ぶ体調不良だった。頭痛、吐き気、不眠、耳鳴り、ストレスからくる精神的不調…。体調不良を訴える住民の8割が、風車の近くに住む住民だ。だが、医師が発行する診断書には、風車が原因だとは記入されていない。風車とこれらの症状の因果関係が、未だにはっきりとされていないのが大きな理由である。
 実は欧米でも、風力発電が発すると思われる低周波が原因で、多くの人が苦しんでいるという。しかし現時点では、風力発電を規制するガイドラインは設定されておらず、風車がある静岡県はガイドラインがあるが、強制力はない。伊豆半島には、今後も風力発電所設置計画があるが、住民は発電所建設のために飛来する飛行機の騒音に悩まされている。住民側は、建設業者や役所を相手に争っているが、成果ははかばかしくないというのが現状だ。

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高齢化著しい自民党

2009 - 09/14 [Mon] - 10:36

 「派閥領袖」という名のボスがふんぞり返っている限り、この党に未来はない。

 自民一気に高齢化 衆院30代以下5人だけ

 4年前、自民党は83名の新人議員を当選させた。彼らの多くは小泉首相(当時)が唱導する「郵政民営化」に賛同して立候補したので、世間は彼らを「小泉チルドレン」」と呼んだ。彼らの多くは、小泉首相の言いつけを素直に守り、「派閥」に入らなかった。彼らの存在は、自民党の「派閥政治」に、風穴を開ける存在になるのではないかと書くメディアもあった。
 もてはやされ、一時期は注目を集めた「小泉チルドレン」だが、有権者から見放されるのもあっという間だった。不倫・金銭スキャンダルなど、議員以前に人間性を疑われる議員も目についた。何よりも、彼らを政治の世界に引き入れた当の小泉自身が、当選後の彼らをろくに面倒を見なかった。これは、彼らにとっても誤算ではなかったか。
 そして、8月30日の総選挙。
 83人いた「チルドレン」達のうち、生き残れたのは10人に過ぎなかった。

 「後は野となれ山となれ」。
 小泉以後の自民党を、これほど的確に表している表現は他にあるまい。
 「郵政解散」以降、我が世の春を謳歌していた自民党は、結党以来の大惨敗を喫した。
 先ほど書いたとおり、「小泉チルドレン」で生き残れたのは10人だけ。党全体を見ても、自民党議員で30歳代で当選できたのは、たったの5人である(そのうちの一人が、悪名高き「小泉ジュニア」)。

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野武士ジャパン頑張れ!

2009 - 09/13 [Sun] - 10:19

 皆さんは「野武士ジャパン」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
 実は今月から、イタリア・ミラノでサッカーのワールドカップが開かれている。
 えっ?サッカーのワールドカップって来年じゃないの?
 ワールドカップはイタリアじゃなくて、南アフリカじゃないの?
 …と疑問を感じた方、以下の説明を読んで欲しい。

 ここで取り上げるのは、普通の「サッカー・ワールドカップ」ではない。何と、このサッカー・ワールドカップに参加できるのは「ホームレス」だけなのだ!常日頃世間から「汚い!」「酒臭い!」と嘲られ、バカにされ、世間から何かと疎んじられがちな「ホームレス」達だが、彼らにプライドを与え、生きる喜びを与えるという意味において、このイベントは大変有意義なものであると思う。また、この大会は、スポーツという形で世界の貧困問題を知ってもらおうというメッセージも込められているそうだ。
 ホームレスのサッカー・ワールドカップは今年で7回目を迎え、奇数年は北半球、偶数年は南半球の国で開催されることになっている。今年は48カ国から約400人の選手がミラノに集結している。日本の参加は、4年ぶり2回目である。この記事をtwitterで紹介したところ、ミラノまで行くお金がホームレスにあるのでしょうか?という疑問をぶつけてきた人がいるが、こちらの記事によると、彼らの滞在資金は、就労支援の側面からの助成金や多くの賛同者からの寄付によってまかなわれているそうだ。

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温室ガス25%目標

2009 - 09/12 [Sat] - 10:40

 日本は、地球温暖化対策でリーダーシップをとって欲しい。

 岡田幹事長らに環境団体から花束 温室ガス25%目標を歓迎

 一昨日、環境団体が主催した集会に岡田・民主党幹事長と福島・社民党党首が招かれ、3者の間で活発な意見交換が行われた。記事には掲載されていないが、この集会で岡田幹事長は
 「削減目標が高くなると不景気につながるなんて、馬鹿げた議論に与せず、まっとうな議論を!そして政策に市民の声を入れてください。環境立国していきましょう。麻生さんの恥ずかしい数字が疑問も持たれないままでいるのもおかしい。だから、署名を集めていただきありがとうございました。一緒に国民の理解を広めましょう」
と発言した。福島党首も
 「地球温暖化対策は、国家戦略に組み込んでいきます。グリーンニューディール、自然エネルギー促進など、積極的に取り組んでいきます。自公ではできなかったことをやりましょう!」
と力強く宣言した。
 ところが案の定というか、これらの動きに財界、特に電力業界は強く反発している。森詳介電気事業連合会会長(関西電力社長)は
 「非情に厳しい目標だと思う」
と述べ、高橋宏明・東北電力社長は
 「麻生政権の15%削減でも厳しいのに、本当にできるのか。どうやったらできるというのか」
と反発した。さらに同社長は
 「(温室効果ガスの削減は)原発抜きには考えられない」
とまで言ってのけた。
(以上、2009年9月12日付東京新聞) 

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民社国が連立合意

2009 - 09/10 [Thu] - 11:31

 やっと決まったか…

 民社国が連立合意 福島氏と亀井氏入閣

 自民党が、国会での「首班指名選挙」で誰の名前を書くかを巡ってすったもんだしていたが、新しく「与党」を構成する民主・社民・国民新党の3党も、連立政権協議でかなりもめていた。内心、とっとと妥協して、さっさと組閣して、いち早く政権運営を軌道にのせやがれ…といらついていた。
 そもそも、民主党と社民党では、安保政策が全く違う。その両党が先の選挙で協力体制を組み、与党になったら連立を組むと繰り返していたのは、民主党だけでは参議院の過半数に届かず、社民・国民新党両党の協力が得られなければ、国会運営がままならないという事情があったからだ。かといって、先の与党である自民・公明と手を組めば、今度は有権者からの反発が怖い。民主党が社民党の要求を飲んだのは、今はとりあえず「非自民政権成立を優先したい」という、民主党の思惑があった。来年夏には参議院選挙がある。そこで単独過半数を獲得すれば、社民のわがままを聴く必要がなくなるから、それまではひたすら我慢だ…という民主党の狙いもちらつく。
 懸念されていた安保政策については、民主党が社民党の要望を受け入れ、米軍基地問題では社民党に配慮し、「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地の在り方も見直しの方向で臨む」と、民主党の衆院選マニフェストの内容に沿った文言を盛り込む一方で、社民党も自衛隊のインド洋における給油活動、ソマリア沖での活動からの即時撤退を削除することで合意を見た。 

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「困ったときの若林」

2009 - 09/09 [Wed] - 10:29

 もう、何もいえねぇ…

 首相指名も「困ったときの若林」 後始末農水相3度

 総選挙で歴史的大敗北を喫して以来、自民党は完全にぶっ壊れている。
 twitterで、ある人がこんなことを言っていた。
 「我々は、同じ『自民党候補』でも、落とす人間を間違えたような気がする」と。
 実際、今回の選挙で無念の涙を流した議員は、比較的まともな議員も多かった。世間から評判が悪い「小泉チルドレン」の中にも、しっかりした識見・政策を持っていた人もいたはずだ。だが有権者は「坊主憎けりゃ」という気持ちで投票に臨み、自民党議員を落選させた。結果として、残った議員は箸にも棒にも筆禍かからない議員、「派閥の領袖」といわれる、欲の皮の突っ張った議員だけが残ってしまった。
 それにしても、選挙後の自民党の混乱ぶりは、目を覆うばかりの惨状だ。麻生が「総裁辞任」を表明したのは選挙後しばらくたってからだった。タイミングも問題だが、それに輪をかけてひどいのが、政治部記者から「派閥領袖」と言われる森・古賀・町村らのきな臭い動きである。選挙後彼らは結託して、自分達の動かしやすい議員を「新総裁」に擁立し、裏側でコントロールしようと画策した。しかしこの動きを察知した若手議員が反発し、党内はグチャグチャの様相を呈するようになった。

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パソナ会長に竹中平蔵

2009 - 09/08 [Tue] - 10:39

 「規制緩和」が自分達の儲けのためであることが、これではっきりした。

 パソナ会長に竹中平蔵氏就任

 私は以前、パソナに登録していたことがある。もう時効だから、その事をお話ししようと思う。
 私がこの会社に登録したのは、Yahoo!BBの「ご案内」だった。職種こそ「ご案内」だが、実際はノルマを課して約束を取り付ける「アポインター」と同じ。時給に釣られて応募したのだが、営業トークのでき私には苦痛以外の何ものでもなかった。1ヶ月間の短期バイトだったから割り切れたが、期間がなかったら真っ先にクビを切られていただろう。
 次にパソナから紹介された仕事も、Yahoo!BB関連の仕事。今度の仕事は「キャンペーン」というヤツで、大手家電量販店の店頭でYahoo!BBを宣伝し、契約まで持ち込むという仕事だった。しかしこの仕事も、家電量販店から駅構内に規模を広げたとたん、ノルマが厳しくなった。時給が破格(1,500円)だったので我慢してやってきたが、社保の加入を巡ってトラブルになり、それが原因で私は仕事を切られた。そればかりか、ここは私に仕事を紹介してくれなくなり、先方から電話がかかってきても
 「なんか仕事があったら、お仕事紹介しますから」
という、極めて儀礼的な電話ばかりしかよこさなかった。頭にきて、契約を更新しなかったのは言うまでもない。もっとも、それが先方の狙いだったのだろう。
 あとになって、パソナの会長とYahoo!の最高経営者が、昵懇の間柄だったことを知る。この2人に共通しているのは、社内では独裁者として君臨していること、目の前の数字しか興味がないこと、新自由主義を信奉していること、そしてバリバリの体育会系の人間だと言うこと。そういう連中にとって、私みたいに、自分達の都合通りに動かない人間は目障りだったのだろう。
 その後もいくつかの「派遣会社」に登録したが、私に仕事を紹介したところはなかった。そして、私は思い知った。派遣会社は、普通の会社でバリバリと実績を残してきた人間だけが欲しいんだ、と。そして私は、派遣会社に登録して、事務職のキャリアを積むという夢をきっぱり捨てた。

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画家・忌野清志郎

2009 - 09/07 [Mon] - 09:41

 「しろかねの森」を訪れたあと、「個展 忌野清志郎の世界(以下、清志郎)」鑑賞のため原宿に足を運ぶ。原宿なんて、最後に訪れたのはいつだろうか?その時はねっと上で知り合った某ジャーナリストと、とある集会でばったり出くわし、そのまま彼の知り合いと一緒に飲みに行った。その場所というのは、雑居ビルある小さなスペースで、マスターが日替わりというバー。某ジャーナリストはそこで知り合った女の子と会話に夢中になっている。退屈に感じたのか、連れ添いの女性は私に
 「ねえ、おなかすかない?なんか食べに行こうよ」
と誘ってきた。私は曖昧にその誘いをごまかしたのだが、もしあの時彼女の誘いに乗っていたら、どんな展開になっていたのかな~などと、返す返すも残念に思うことがある。
 おお、話が脱線してしまった。清志郎の話だった。
  「清志郎」を鑑賞したのは平日午後。HPには「時間によっては、入場制限することがあります」という断りがあったので、入るのに時間がかかるのだったらイヤだなあと思っていた。幸いその時は、すんなり入場できたが、平日午後とは思えないくらいに、会場はファンでごった返していたのには驚いた。若い入場者が多かったのは、学生はまだ夏休みだったからだろうと思われる。
 もともと彼は、美大への進学を希望していたらしいが、いかなる理由からか、彼は大学に進学せず、音楽家になった。だが絵の才能は本物で、小学校時代に描かれた絵画は、彼の卓越した造形力を確かめることができる。初期の名曲「僕の好きな先生」は、高校時代にお世話になった美術教師のことを謳った作品だが、かつての教え子に歌のテーマに取り上げてくれて、先生もうれしかったに違いない。

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「しろかねの森」を散策する

2009 - 09/06 [Sun] - 10:08

 「最近の『マイブーム』はなんですか?」
 人からこう質問されたら、私は「落ち着く場所に行くこと」と答える。
 実際、私の生活環境はストレスばかりである。職場では
 「早く仕事をしろ!」
とせっつかれ、ミスをしようものなら
 「どうしてこうなったのか?」
と突っ込まれる。そして、こちらが何かいいかえそうなものなら、言を左右して自分を正当化し、ああだこうだとへりくつをこねるバカ社員達。
 パートもパートで、本当にどうしようもないヤツがいる。その男は「派遣」からうちの会社にやってきたが、とにかく仕事ができない。あちこち部署をたらい回しされた末、今はフォークに乗っている。会社は解雇したかったらしいのだが、「クビにされてたまるか!」とばかりに本人がフォーク操縦者の資格を取ったため、かろうじてクビがつながった。とはいえ、その仕事ぶりはというと…(以下略)

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混迷続く自民党

2009 - 09/05 [Sat] - 10:42

 ダッチロール状態から抜け出せるのか?

 自民、再生めぐり全国幹事長会議 地方から注文、不満続出

 やっぱりというか、メディア守旧派は早速民主党の足を引っ張る報道を流している。
 今流れているのは、鳩山氏がとある雑誌に、アメリカのグローバリズム政策を批判する論文を掲載し、それが翻訳されて海外メディアに紹介され、アメリカ政府高官が不快感を示した、というもの。このニュースが流れると、守旧派、アメリカべったりの「アメリカ教」カルト信者がここぞとばかりに、この問題を大きくしようと血眼になっている。中には「鳩山氏側近は危機管理ができていない」とくさす輩がいるが、この動きにはさすがにアメリカ政府関係者からも、困惑のコメントが流れていると聞く。
 さて、危機管理云々という視点から見ると、人のことを言っている場合じゃないだろうと突っ込まれる団体がある。つい一週間前まで「政権党」として、国内外でエラソーにふんぞり返っていた議員達の集団である自民党である。
 何しろこの政党、未だに党幹部・議員の口からは危機感あふれるコメントが伝わってこない。長老・派閥領袖クラスから出てくるコメントは、他人事かつ無責任きわまりなく、本気で反省しているかどうか疑わしいものばかりで、旧来の自民党支持者を失望させている。自民党を離党して「みんなの党」を旗揚げした渡辺喜美は、総選挙直後に河野太郎に電話し、その中で
 「自民党は、ゾンビみたいなものしかいなくなっちゃったね」
と皮肉を言ったそうだが、河野もテレビ出演した際、
 「自民党長老は、比例制の議席を若手に譲って引退するべきだ」
と訴えていたそうだ。 

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公明党代表が辞任

2009 - 09/04 [Fri] - 10:54

 己の間違いに気がつくだけまだましだろう。

 公明党:太田代表が辞任 8日に新執行部

 公明党の執行部は、選挙で負けた責任をとり、代表と幹事長が退任することになった。公党の最高権力者として、当然のことだろう。敗北の責任は自分達にあるのに、自らの責任を自覚せず、他人事のようなコメントを連発して若手議員から反発の声が出ているところや、虚勢を張って大量の候補者を擁立しながら、ろくな選挙会見をしなかったところよりは、うんとましな対応だ。
 もともと、この政党の政治スタンスは「中道左派」だが、支援母体の黒幕派、最初から自民党の連立を模索したらしく、その裏事情は矢野絢也の著書「黒革の手帳」に詳しく書かれている。支援母体はもともと左派・反戦派の支持者が多いため、彼らの支持をつなぎ止めるためにあえて「左派」のポーズをとっていたに過ぎない。公明党が自民党と連立政権を組んだ’99年以降、この党はどんどん右傾化していく。自民党は公明党が持つ組織力を頼り、公明党は自民党が持つ権力にすがる構図は、両党の旧来の支持層からひんしゅくを買っていたが、選挙で結果が出ていたので、不満の声はさほど目立たなかった。

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さまよえる自民党

2009 - 09/02 [Wed] - 10:09

 自民党はいつから変わってしまったのだろうか?

 [自民]総裁選で都道府県連に300票 党員投票を実施

 自民党内の「政権政党転落ショック」の余波は、選挙から3日経った今も治まる気配がない。ネット上では、相変わらず政治を巡って熱い議論が戦わされている。といっても活発に議論を展開しているのは左派・リベラル派で、私が知っている限り、右派・ネトウヨ連中は政治から距離を置いているように見える。ネトウヨ連中は、いつどんな状況になっても自民党の勝利を信じて疑わず、負けるにしても、民主党にフリーハンドを与えないだけの議席数を獲得すると、本気で信じていたフシがある。それだけに、今度の衆議院選挙の結果は、彼らにとっては信じがたく、勝つ受け入れがたいものであることは、容易に想像がつく。
 この政党が「保守主義」を標榜しながら、実際に施行した政策には、欧州社民主義で多く実施されている政策を取り入れてきたことは、日本の政治をウォッチングしてきた人ならご存じだと思う。竹下登・元首相(故人)はかつて会見で
 「社会党(当時)の主張する政策の10年後が、われわれの目指す政策である」
と語っていたように、当時の自民党政権は口では「反共・反社会主義」を唱えつつも、実際の政策は社民主義の影響に影響を受けるものが多かった。だから私には、自民党は「保守」政党と言うより、中道右派の政党じゃないかと見えることも多々あった。
 それでは、自民党はいつから変わってしまったのだろうか?ターニングポイントが2つあった。
 

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ネトウヨ達の憂鬱

2009 - 09/01 [Tue] - 10:57

 今回の選挙結果は、ネトウヨ達にとっては衝撃的だったらしい。
 メディアが「民主300」という報道をする度に、彼らは「またマスゴミが」と鼻でせせら笑い、いつか巻き返せると思っていたようだ。選挙前、彼らは民主党のマニフェストを強く批判し、ネット上には、財政の裏付けがない政策やれないじゃないかというニュアンスの意見が流布していた。
 投票日前日、反戦派の一人が「自民大敗」が決まったかのような記事を掲載したブログをtwitterで告知したので、私は「喜ぶのはまだ早い!大勢が決まってからにして欲しい」と返事をした。彼はその忠告を受け入れ、記事の公開を延期する旨公表した。勝負事は、最後までわからない。私自身、メディアのいうとおり「民主300議席」どころか、民主が勝つかどうか不安だった。投票前から「勝った勝った」と騒いで、開票したらボロ負けなんてことになったら、またネトウヨの好餌になるのがオチだったからだ。
 幸いにもというか、反戦派が抱いていた不安は、出口調査時点で吹き飛んだ。私自身は、仕事で出口調査の結果を知ることができなかった。ネトウヨ達は、出口調査の結果をテレビで知って沈黙を強いられた。twitterの発言は反戦派・リベラル派が圧倒的多数を占め、ネトウヨ達はその間隙を縫ってポツリ、またポツリと愚にもつかないことを言うのが精一杯。私がフォローしていたネトウヨの一人は、やけくそになって「よし、外国人狩りだ」などととんでもないことをつぶやいた。私が彼をフォローするのを止めたのは言うまでもない。
 図書館で閲覧した産経新聞には、今回の自民党大敗の原因として、麻生首相が8月15日に靖国参拝をせず、結果として保守層の反発を招いたという記事を掲載していた。空気どころか、時代のトレンドが読めない新聞だ。従来の自民支持層ですら、麻生の言動行動には愛想を尽かしていたのだ。靖国云々は関係ないだろう。さすがに記事の終盤には、民主党の健闘を称えることが書いてあったが、私には負け惜しみにしか見えなかった。

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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