貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

  平和を希求する中年男PSILAのつぶやきのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 看護 > 2つのサプライズ  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2つのサプライズ

2009 - 01/05 [Mon] - 20:48

 ここ最近、我が家の近所から富士山の姿を見ることができる。
 父の見舞いに行くたび、私は富士山の姿を探し、見つかったら心の中でそこに向かって一礼する。
 「父が、一日でも長く生き延びることができますように」との願いをこめて。

 病院にいく前、父のために電気カミソリを買ってあげた。
 安全カミソリは手元にあるのだが、認知症が進んでいるために、下手をすると皮膚まで切ってしまう恐れがあるので、危なっかしくてしょうがない。乏しいたくわえをどうにかやりくりして、電気かみそりを買ったのである。
 病院に着くと、個室にいるはずの父がいない。
 
 どこに消えた?
 容態が急変したか?
 携帯が鳴っていないから、父は無事のはずだ。
 落ち着け。

 あちこち病室内を探したら、父の名前がみつかった。
 そこで、私は新た事実を知ることになる。

 まずひとつ。
 父の病室が個室から、もといた4人部屋に移動になったこと。
 もうひとつ。
 病室の入り口にあるネームプレートには、患者の容態を色で表示している。
 年末年始、父の容態は「赤」だった。
 ところが今日Iいってみたら、父の名前は「黄」になっていた。

 断っておくが、われわれ家族は、主治医から「来年の正月はない」と宣告されている。
 ところが、父だけは「自分は絶対に治る」と信じているふしがある。
 父の強烈な意思が、病魔に対して一時的に優位に立ったということなのだろうか。

 「ご苦労さん」。
 父が私を見るたびに、最初に言うせりふ。
 私は、買ってきた電気かみそりの使い方を説明するが、認知症が進んでいる父はよく理解できない。とりあえず「ここがスイッチだよ」と教えておくが、果たして使い方が理解できているかどうかはなはだ疑問。
 以前から「床屋に行きたい」というので、その費用を渡そうと、物置の中にあるポシェットに入れようとすると、父は枕もとのティッシュ箱の中に入れろといって聞かない。私が「明日になって『お金がない』って騒いでも知らないよ」というと、父は「いいんだよー」とのんきな返事。

 大丈夫かなあ…
 また悪魔たちのネタにならなければいいけどなあ…。

 でもうれしい
 父がここまで回復してくれて。
 
 これは、富士山がくれた2つのお年玉だ。
 富士山、どうもありがとう。

 
 

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

カレンダー

プロフィール

PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

最近の記事

カテゴリー

トラックバック

 

コメント

 

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プラグイン

Powered By イーココロ!
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村 ブログランキング参加中! あわせて読みたいブログパーツ

ジオターゲティング
FC2 Blog Ranking
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。