| トップページ > 看護 > 天使が悪魔になったわけ | ||||
天使が悪魔になったわけ
2009 - 01/06 [Tue] - 22:37
「床屋には行かない」
と言い出した。
母が
「どうして?」
と聞くと、父は
「看護婦たちがごちゃごちゃいって決めたんだろ」
と答えたそうだ。
ははあ、また悪魔たちは父に何かいやなことを言ったんだな。
病院に限らず、医療界の人間関係はきわめて閉鎖的で、世界も狭い。だから、いやな患者のうわさはあっという間に広がる。
父が通いで抗がん剤を打っていた時も、父は悪態をつきまくっていたらしい。
その結果がこんな扱いになったのだと、私は思う。
今まで散々、看護士達を「悪魔」呼ばわりしていたが、向こうにも向こうなりの理由があるのだ。
彼女たちだって人間だから、いやな患者の看護を引き受けざるを得ないときもある。
おそらく、復讐の時機をじっとうかがっていたのだろう。
それが今だったというだけの話だ。
父の不運は、癌転移と認知症の進行が同時だということ。
外科に入院していたとき、母が担当看護士に「認知症と癌の治療を同時にしてくれる病院はありませんか」と聞いたそうだ。
看護士の答えは「ありません」だったそうだ。
耳は遠い、認知症の進行は止まらない、悪態はつく。
誰だって、こんな患者の看護なんか引き受けたくないだろうなあ。
「営業用スマイルの達人」看護婦が増えるわけだ。
ああやれやれ。
看護婦と家族のイライラ、フラストレーションはこうしてたまっていく…。
昨日、母が病院に父を見舞うと、父はひげをそっている最中だったそうだ。
「明日床屋さんに行くのに、なんでひげなんかそっているの?」と母が質問しても、父は例の調子で「いいんだよー」の一点張り。
本当は父は、外出して行きつけの床屋に生きたい。病院内にも床屋があるのだが、父に言わせればその床屋は「高くて汚い」というのだ。父のことだから、おそらく悪魔たちに「病院の床屋はいやだ」とか何とか、文句を言っているのだろう。
文句を言うのは勝手だが、父は言い方が横柄で高飛車なところがある。家族ですらそう思っているのだから「赤の他人」にとってはなおさらだろう。
何かなければいいな、と思っていたら案の定だった。
いやな予感は的中した。
「床屋には行かない」
と言い出した。
母が
「どうして?」
と聞くと、父は
「看護婦たちがごちゃごちゃいって決めたんだろ」
と答えたそうだ。
ははあ、また悪魔たちは父に何かいやなことを言ったんだな。
病院に限らず、医療界の人間関係はきわめて閉鎖的で、世界も狭い。だから、いやな患者のうわさはあっという間に広がる。
父が通いで抗がん剤を打っていた時も、父は悪態をつきまくっていたらしい。
その結果がこんな扱いになったのだと、私は思う。
今まで散々、看護士達を「悪魔」呼ばわりしていたが、向こうにも向こうなりの理由があるのだ。
彼女たちだって人間だから、いやな患者の看護を引き受けざるを得ないときもある。
おそらく、復讐の時機をじっとうかがっていたのだろう。
それが今だったというだけの話だ。
父の不運は、癌転移と認知症の進行が同時だということ。
外科に入院していたとき、母が担当看護士に「認知症と癌の治療を同時にしてくれる病院はありませんか」と聞いたそうだ。
看護士の答えは「ありません」だったそうだ。
耳は遠い、認知症の進行は止まらない、悪態はつく。
誰だって、こんな患者の看護なんか引き受けたくないだろうなあ。
「営業用スマイルの達人」看護婦が増えるわけだ。
ああやれやれ。
看護婦と家族のイライラ、フラストレーションはこうしてたまっていく…。
コメントの投稿
トラックバック
http://psila.blog116.fc2.com/tb.php/153-0bd07e6b







