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外科と内科は不仲?

2009 - 01/17 [Sat] - 20:11

 ソーシャルワーカーさんとの対話が終わった後、私は母より先に帰宅した。
 母は父の面倒を見て、これから帰宅しようとすると、外科に入院していた時にお世話になった看護師さんから声をかけられ、いろいろとお話したそうだ。
 母はその看護師さんに
 「外科と内科って仲が悪いんですか?」
と聞いたら、その看護師さんは困った顔をしたそうだ。
 母は帰宅して後、私に
 「我々が意地悪されたといううわさを聞いて、わざわざやってきたのだろうか?」
といっていた。
 タイミングからすれば、そう思っても不思議はないという、絶妙なものであった。

 内科と外科は、何かにつけて対照的だ。
 外科は、家族見舞い用バッジを2つくれるが、内科は1つだけ。
 清拭用(「せいしき」と読む。入浴やシャワーができない患者の体をきれいにすること)のタオルも、外科は大きなタオルをたっぷりくれるが、内科は外科よりも小さく、数も少ない。
 雰囲気も外科は明るいが、内科は暗い。

 手術が終わってないかに担当が移る際、外科でお世話になった医師が、父にこういった。
 「外科はね、内科のやることに口を出せないんだよ。同じように、内科も外科に口を出さない」
 そして、こういった。
 「抗がん剤の治療が終わったら、こちらに戻りたいと先生に言いなさい」
 それから8ヶ月あまり。
 父は今、死の床についている。
 
 父の清拭中、見舞い客用スペースにいると、涙を流している家族の姿があった。
 耳をそばだてると、親類縁者と思しき人が形態で話し合い、しかる後に
 「つらい連絡ですよね」
といっているのを聞いた。
 その瞬間、私はすべてを理解した。
 たった今、患者さんの一人が旅立って言ったということを。

 病院では普通、旅立ちの日が近づいた患者さんは個室に移される。
 そして、旅立っていった患者さんのいる個室は、ドアがぴったりと閉められる。
 その向こうでどんなドラマがあるかは、言わずもがな。
 他人ながら、ああいう場面は見ていてつらい。
 だが泣こうがわめこうが、その日はやがてやってくる。

 悪魔たちはそういう光景に慣れているから、そのくらいで動転しないのだろう。
 だが我々にとっては、かけがえのない「家族」だ。

 患者のことを悪く言うのは勝手だが、それを聞かされる側にも立ってほしい。
 まあ、いうだけ無駄だろうけどね。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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