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ヤンキー先生退職
2005 - 02/16 [Wed] - 19:06
PTAや寮のOBの一部から「学校そっちのけで講演活動をしてカネを稼いでいる」などのやっかみの声が上がり、同僚からも「講演・執筆活動をすべてやめなければ、教師集団の一人としてやっていけない」と非難され、嫌気をさしたようだ。
ヤンキーとして「落ちこぼれ救済学校」に編入学という形でやってきて、そこの教師達の努力で見事に更生して大学に進学し、進学先で教員免許を取得し、母校に教師として戻ってくる。これ以上のシンデレラ・ストーリーはあり得ないと思うのだが、この話が教師・OBのやっかみ・嫉妬の類で閉じられるというのは、何とも皮肉なことであり、残念なことだと思うのだ。
ヤンキー先生が来月限りで、勤務している学校を退職することになった。
彼が生徒としてお世話になり、教師として赴任していた北星学園余市高等学校は、プロテスタント系ミッションスクール・北星学園の系列校。かれこれ20年近く前から「落ちこぼれ救済」教育に全校を上げて取り組み、不良生徒受け入れに実績を残してきた。そもそものきっかけは、地域の過疎化に起因する生徒数減少対策で、何か特色を打ち出したいという学校側の狙いからだが、その評判は口コミで全国に伝わり、その道で走らぬものはない学校になった。義家先生も、そうやってやってきた生徒の一人だ。
PTAや寮のOBの一部から「学校そっちのけで講演活動をしてカネを稼いでいる」などのやっかみの声が上がり、同僚からも「講演・執筆活動をすべてやめなければ、教師集団の一人としてやっていけない」と非難され、嫌気をさしたようだ。
ヤンキーとして「落ちこぼれ救済学校」に編入学という形でやってきて、そこの教師達の努力で見事に更生して大学に進学し、進学先で教員免許を取得し、母校に教師として戻ってくる。これ以上のシンデレラ・ストーリーはあり得ないと思うのだが、この話が教師・OBのやっかみ・嫉妬の類で閉じられるというのは、何とも皮肉なことであり、残念なことだと思うのだ。