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貧乏人がのし上がってどこが悪い!

2008 - 05/24 [Sat] - 13:34

 トップページにも書いてある通り、私は世間一般で言うところの「中年フリーター」であり、「ワーキングプア」階層に所属する人間である。だが、このままおめおめと引き下がろうとは思わない。資金のあてがないにもかかわらず、働きながら大学進学を目指して受験勉強をするという無謀なプロジェクトを実行している人間である。
 きっかけは8年前、ピースボートが主催するクルーズに参加したことである。残念ながら世界一周クルーズではなく、45日間のクルーズだったが、とても有意義な日々を過ごした。と同時に、世界では報道されてい様々な問題があることを知った。
 帰国後は各種NGOが主催するシンポジウムに参加し、その模様を描いたレポートをせっせとネット世界に伝えていたのだが、これといった専門がなかったため、壁にぶち当たったと思った。それを乗り越えるために大学進学したいと思い、通信教育で中学範囲からやり直すことを決意したのである。

 爾来6年余り、忙しい日々の業務の合間を縫ってこつこつと知識を積み重ねている。ところが、こちらのBLOGでとんでもないニュースを知った。

 国立大授業料、私大並みに 財務省、5200億円捻出案

 財務省は19日の財政制度等審議会(財務相の諮問機あ関)で、国立大学予算で授業料引き上げなどによって最大5200億円を捻出(ねんしゅつ)できるとの試案を発表した。生まれた財源を高度な研究や人材育成、奨学金の拡充に充てるべきだとの主張も盛り込んだ。国から国立大に配る運営費交付金(08年度予算で約1兆2千億円)の増額論議を牽制(けんせい)する狙いがあると見られる。
 試案は、授業料を私立大並みに引き上げることで約2700億円、大学設置基準を超える教員費を削ることで約2500億円の財源を確保できるとしている。「義務教育ではないので、一般的な教育自体のコストを(税金で)補填(ほてん)することには慎重であるべきだ」とし、「高等教育の機会均等は、貸与奨学金での対応が適当」とした。
 財政審の西室泰三会長は会合後の記者会見で、この提言を6月にまとめる意見書に採用することは否定したものの、教育を受ける機会を損なう恐れもあり、論議を呼びそうだ。西室氏は「国立大学の授業料は個別に決められるが、相変わらず横並びだ」と指摘し、各大学に自主判断で授業料を見直すよう求めた。
 この日の財政審は、与党議員らから増額要求が強まっている教育、途上国援助(ODA)の予算について「財政状態からみて増やす状況にはない」との認識で一致。「11年度に基礎的財政収支を黒字化する政府目標の堅持が必要」との考え方を意見書に盛り込むことも決めた。


 教育の機会均等化は各国とも頭を痛めている問題で、ドイツはすべての公教育(大学を含める)は無料かそれに近い金額らしいし、イギリスではブレア政権時、一定水準以下の所得階層でも大学に入学しやすくするため、大学に特別枠を設ける政策を打ち出した。大学生が一定の階層だけに固まると、国の将来に不安をきたすという理由からである。だから財務省のこの提案は、教育の機会均等という国際社会に逆行するといわざるを得ない。
 我が国は徳川時代から「農民は生かさず殺さず」という政策を推進し、現代でも「学力の低い人間は、お上に従順であればよろしい」という、まことに香しいことをおっしゃる保守派の政治家・文化人が跋扈している。今回の提案は、彼らから見れば「わが意を得たり」とばかり、泣いて喜ぶだろう。貧乏人はのし上がってくるな、金持ちのために滅私奉公で働き、自分たちのために真っ先に身を差し出せということを、国家が承認したことになるのだから。
 だが現実は、世間一般で言う一流大学に通う学生の大部分は、親が上流階級か、それに近い階層で占められているというのが私の実感だ。東大に至っては、医者、会計士・税理士、役人、政治家、学者の子弟が全卒業者数の8割近くになるらしいという記事を、どこかで読んだ記憶がある。それだけ日本の教育費はお金がかかるし、それだけの費用を負担できる階層はどうしても限られる。大学側も所得格差の拡大に危機感を持っていて、奨学金を充実させたり、学校法人が保証人になることで教育ローンを借りやすくしたり、特待生枠を設置したりしているが、それらの対策をもってしても「焼け石に水」というのが現状だ。
 教育の本来の意味は「お上の言っていることが正しいかどうか」を検証する方法を正しい手段で身につけさせることにあり、お上の言うことに従順な国民を育成することではない。60数年前に味わった塗炭の苦しみは、「文明開化」以来の日本の教育政策が間違っていることを証明したのではなかったか。
 近年、格差解消のために「私は戦争を望む」という思想をまき散らしている輩がいるが、私はそうは思わない。日本がかつての繁栄を取り戻すためには、教育の機会均等政策を徹底させることから始めなくてはならないし、国公立大学は無料に近い学費を実施すべきだという社会学者もいる。
 この文章を「ワーキングプア階層の戯言」と切って捨てる人間が多いのは重々承知しているが、だからこそ、大学に行って格差解消のために何ができるのかを学びたいと切に願っているのである。
 その願いが届く日は、果してやってくるのだろうか…。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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