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2009 - 02/10 [Tue] - 21:07

 この日はいつかやってくるだろうと覚悟していたが
 いざ耳にすると、やっぱりショックである。

 今日、母が主治医と会見した。
 そして、その場でこう告げられた。
 「ご主人様の寿命は今月いっぱい。長くて、来月の初めまでです」

 昨日から、父の体には最終兵器「モルヒネ(正式には「塩酸モルヒネ」というそうだ)」が投与されている。
 末期がん患者だけが使う、最強の痛み止め「モルヒネ」。
 これが投与されるということは、もう助からないことを意味する。
 母はかねてから、主治医や看護婦から
 「モルヒネを使うようになったら、もう助からないという意味ですよ」
といわれてきた。
 そして、とうとうその日がやってきた。

 肝臓には、大きながん病巣が2つできている。
 肺への転移も進んでいる。
 さらには、ほかの部位の転移も認められる。

 母は主治医から、このような説明を受けた。

 「検査したら、細菌感染が認められたので、個室に移動します」
 そういわれたのは先週のことだ。
 「細菌感染」は名目に過ぎず、もう助からないから個室に移動しますといってくれたら、患者の家族にとってはどんなによかっただろう。

 父は相変わらず、落ち着きがない。
 少し歩いただけで
 「疲れた」
といって、ベッドに横になってしまう。
 起き上がる時は元気に「ピョン」と起き上がるのだが、やっぱり疲れているんだろう。
 点滴のつまみをいたずらする気力もなくなったのか。

 声こそ弱くなりこそすれ、父はやっぱり父だ。
 口の悪さは相変わらず。
 何か不満があると、文句をいい、そのたびに母を困らせている。
 だがその影で、病魔は確実に日一日と父を蝕んでいる。

 昨日、ニュースキャスターの鳥越俊太郎氏が、がん手術のために番組を降板するといった。
 毎日毎日、誰かががんで死んでいく。
 この記事を書くたび、そして体のどこが痛くなるたび
 「ひょっとしたら、自分もがんではなかろうか」
と思ってしまう。

 頭が割れそう。
 気が狂いそう。
 今すぐここから逃げ出したい。

 だが、そんな自分でも、明日は必ずやって来る。
 いやでもやってくる。

 強くなりたい。
 今はそれだけ。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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