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寝たきり患者

2009 - 02/17 [Tue] - 23:05

 父が「寝たきり」になった。
 覚悟していたとはいえ、やっぱりショックだ。

 母が父を見舞ったとき、その姿を見て愕然としたという。
 歩けない。
 しゃべれない。
 意思の疎通ができない。

 そういえば先週、父は担当看護師と一緒にエレベーターホールのソファーに座っていた。
 看護師は
 「気分転換にお散歩させてみました」
といっていたが、母はそれは違うと思ったらしい。
 
 案の定、母の予感は当たった。
 父が動けなくなっていたのは、徘徊防止の薬を投与されたからだ。

 

 「この薬を投与するということは、死期が早まるということ。だから、ぎりぎりまで投与したくない」
 主治医は母に、こういっていた。
 この薬を投与されたということは、もう助からないから覚悟してほしいという、主治医のメッセージ。

 父が入院しているのは「がん専門病院」であって「認知症」の患者の面倒は見てくれない。
 いろいろ不満があるだろうに、看護師たちはおくびにも出さず黙々と仕事をしている。
 こちらも不満はあるが、それについては感謝しなくてはならないだろう。

 大部屋にいるころは、父は私や母に
 「バスの時間はどうなんだ?早く帰れ!」
と悪態をついていた。
 だが個室に移ってからは、だんだん心細くなっていったようだ。
 母が帰るというと、父はなんともさびしげな表情を浮かべるようになった。

  今日も母は父に
 「もう帰ってもいい?」
ときいた。
 すると父は、父に向かって泣きまねをしたという。
 母は私にその話をすると、感極まって泣き出した。
 私も、何もいえなかった。
 やっぱり、父はさびしいのだ。
 もともと、にぎやかなことが大好きで、友達を呼んではわいわいとやっていた。
 それだけに、友達も見舞いに来てくれない今の状況は、父には耐えられないのだろう。

 つらいね、父さん。
 もうじき一緒に暮らせるようになるから。
 もう少しの辛抱だからね。


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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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