貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

  平和を希求する中年男PSILAのつぶやきのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 戯言 > 初めての「月命日」  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初めての「月命日」

2009 - 03/18 [Wed] - 10:18

 父が旅立ってから1ヶ月が経過した。
 きょうは、初めての「月命日」である。
 人生最後の3ヶ月、父は病院のベッドで過ごした。
 ベッドの上で体を「く」の字に曲げていた父。
 母と私が見舞いに来るたび
 「ごくろーさん」
と声をかけていた父。
 口癖のように
 「まいったなあ」
とぼやいていた父。

 臨終の日、乳はベッドの上で泣きまねをしていた。
 「死にたくない。いきたい。お前らと一緒にいたい」
という気持ちが痛いほど伝わってきた。
 もう起き上がる力はなかった。
 会話する気力も残っていなかった。
 ただ、こちらの呼びかけには顔を向けて反応してきた。
 最後の最後まで、父は命の炎を灯そうと努力していた。

 あれから1ヶ月がたった。
 ティータイムが終わったあと
 「(食器の)願い下げ、願い下げ」といい、使い終わった食器を洗ってくれた父。
 買い物に言ってくれた父。
 台所で、本に夢中になっていた父。
 その父は、もういない。
 いくら呼んでも、話しかけても、父は返事してくれない。
 「ただいま」と声を出しても「おかえり」とかえしてくれない。

 酒を飲んで酔っ払ってはわけのわからないことばかり言っていた。
 時には、暴力を振るうこともあった。
 物に当たることもあった。
 人に迷惑をかけても平気の平左。
 自分に甘く、他人に文句を言ってばかり。

 でも不思議なもので、生きているときはあんなにうるさく思っていたのに
 いざいなくなると、こんなに寂しいとは思わなかった。
 常日頃不満を感じても、やっぱり「家族」なんだな。
 
 「平凡であることが一番幸せ」
 そのことを、しみじみ実感する今日この頃。  

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

カレンダー

プロフィール

PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

最近の記事

カテゴリー

トラックバック

 

コメント

 

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プラグイン

Powered By イーココロ!
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村 ブログランキング参加中! あわせて読みたいブログパーツ

ジオターゲティング
FC2 Blog Ranking
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。