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清水由貴子自殺
死んでから「SOS出してほしかった」といわれても…
「自殺」清水由貴子が発したSOS 日本社会に届くか
清水由貴子が芸能界を引退したのは2年前。
「芸能活動をしながら、老いた母親の看護はできない」
というのが、引退の理由だった。
彼女の母親は、長年糖尿病を患っていた。近年はその合併症で失明し、昨年は自宅で転倒したの原因で自力歩行が困難になり、福祉事務所から「要介護5」の認定を受けていたという。住んでいる自治体の介護サービスを受け、最近は自宅でケアマネージャーを交え、今後の介護プランを相談していたという。
とはいえ、家に引きこもって一日中「介護」をしても、先立つものがなくてはならない。芸能界引退後の彼女は、俗にいう「ハケン」で生計を立てていたそうだが、死の直前にはその仕事を辞めていた。
「介護疲れで心中」というニュースが飛び込んでくる度、関係者や識者はしたり声で
「相談してほしかった」
と口々に言う。だが死ぬ側にしてみれば
「あんたらなんか、私らの苦労は何もわからないのによく言うわ」
というのが本音である。
「大変ですね」
という言葉は出ても
「手伝います。相談に乗ります。知恵も出します」
という人はほとんどいない。それどころか、介護で苦労している人に対して
「自己責任だ」
と面罵する人もいるだろう。
それでも、貯えのある人はまだましなほうだ。
「生活保護」を受けている人の場合、なんか文句を言おうものならたちどころに
「保護を受けているくせに生意気だ」
「親戚に相談しろ」
「甘ったれるな!」
などと、人を人とも思わぬ「言葉の暴力」で追い詰められる。暴言を吐く人間は、他人を思いやる気持ちもいない、自分がそうなったら時を想定する想像力も持ち合わせていない。
今の生活保護制度というのは、重大な問題を抱えている。貯金を全部使い果たさないと、受給対象にならないのだ。生活保護を希望する相談者の多くは、消費者金融などに借金を抱えている。親戚に頼れず、止むに止まれずの心境で窓口に相談する人も多い。にもかかわらず、役所は「窓際作戦」なるもので生活保護受給を阻止しようとするし、世間は「公に頼るな」「負け組が何を言うか」と弱者叩きをする。大人が弱いものいじめをやめないから、学校のいじめ問題だって解決しない。
「老いた親を介護すること」は、誰もが直面し、逃げることができない問題である。逃げられるのはほんの一部の人たちだが、その一部の連中が権力を握っている。おまけに彼らにの多くは、弱者をいとおしむ気持ちが全くなく、差別を当然だと思っている。
今上天皇が昨年の誕生日一般参賀の時、貧困問題について触れたのも、今の政治家に憤りを感じているからではないか。
自民党の政治家、、そして彼らにごまをすり続ける提灯知識人どもは
「天皇陛下万歳!!」
と叫んではならないと思う。
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