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憲法記念日2009

2009 - 05/03 [Sun] - 10:19

 「普通に暮らすこと」が年々難しくなるこの国。
 弱者は、いつまで泣かされるのか?

 憲法記念日集会  『生存権』切実

 これまでの「憲法記念日」のメインテーマは、ほとんどが「憲法9条」だった。
 【日本国憲法 第9条】《戦争放棄、戦力および交戦権の否認》
 1.第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 しかし、今年の憲法記念日の集会は「生存権」をメインテーマにするところが多かったようだ。

  【日本国憲法 第25条】《生存権、国の社会的使命》
 1.すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 2.国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 【日本国憲法 第26条】《教育を受ける権利、教育の義務》
 1.すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
 2.すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

 【日本国憲法 第27条】《勤労の権利および義務、勤労条件の基準、児童酷使の禁止》
 1.すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
 2.賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
 3.児童は、これを酷使してはならない。

 【日本国憲法 第28条】《勤労者の団結権》
 勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

 改憲派は、憲法と現状の理念の乖離を口にするが、我々から言わせれば「生存権」の現状こそが、憲法の理念から大きく離れていることが問題ではないかと思う。
 働き口のない人間にとって「健康で文化的な最低限度の生活を営む」には、生活保護の利用は必須だ。だが実際には、役所側の《水際作戦》、世間一般にはびこる「自己責任」の論理が、受給への高いハードルになってしまっている。
 「社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進」についてだが、前2者においては諸外国に比べて著しく貧弱であると言わざるを得ない。「公衆衛生」を拡大解釈すれば、医者不足という失態を招いた厚生労働省の責任は明白だ。
 「義務教育は、これを無償とする」というのは、今回初めて知った。
 だが実際は、多くの小・中学校では学費以外にも給食費などの諸費用を払わなくてはならない。それが払えないために、惨めな思いをしている子供達が大勢いる。
 「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める」については、完全に「有形無実化」している。「サービス残業」「名前だけの管理職」「過労死」…。その一方で「濡れ手に泡」の利益を得ている人間がいるのかと思うと、本当に腹が立つ。私自身、社会人時代に「サービス残業」で「過労死」寸前まで働かされた経験があるから、なおさらだ。
 「勤労者の団結権」の実情も怪しい。
 日本最大の労組「連合」参加の大労組は、統合前は「同盟」に所属していた労組がほとんどである。
 これらの労組のほとんどは、特定政党への投票を強要し、社員を労組員と見なす「ユニオンショップ協定」で社員の行動を逐一縛るなどの政策をとり、現在も続けている。彼らは、自分たちに反抗する労組員を「共産主義者」というレッテルを貼り、配置転換などで様々な嫌がらせをしているが、共産党を支持する労組「全労連」も似たようなことをしている。そのため、末端の労働者は将来が見えない状態に置かれれている。労組所属率が2割を切るのも、故なしとしない。田中康夫が「労組幹部=労働貴族」と揶揄するのもそのためだ。
 末端の労働者は組織から、そして社会から追い詰められている。識者たちは集会で「生活を脅かされている人たちを孤立させないことが大事」と訴えても、当の失業者たちや、私を含めた「ワーキングプア」階層は「食える人間が何を偉そうに」としか感じない。
 今の日本は、19世紀末のロシアにそっくりである。
 知識人が進めた「農民解放運動」は、実情からあまりにもかけ離れていたため、当の農民からの支持を得られず、失敗に終わった。絶望した活動家の一部は、過激なテロリズムに走った。
 「団結」を呼びかけるのは大事だ。
 だが、過去の運動がなぜ失敗に終わったのかを、活動家は検証する必要があるのではないか。

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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