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体育会学生だけ苦しい?

2009 - 05/11 [Mon] - 22:23

 東京新聞の夕刊第一面に掲載されている「放射線」コラムがある。
 今年上半期(2009年1月~6月)月曜日の担当は、慶應義塾大学の野球部監督を務め、今は西濃運輸野球部で総監督をしている後藤寿彦氏である。
 彼は今日(5月11日)付の同コラムにおいて、今は就職協定がないから、学生は就職活動で四苦八苦している。運動部員も例外ではなく、調整不足のままシーズンに臨む学生が少なくない。企業は「チームワーク」「忍耐」を知っている体育会学生を、もっと積極的に採用して欲しいということを書いていた。
 残念ながら、このコラムはインターネットには掲載されていない。検索ワードを変えて検索してみたが、残念ながら見つけることはできなかったので、内容が違っているかもしれないことを許してください。興味を持った方は、お近くの図書館に保管されている「東京新聞」バックナンバーを探してみてください。ただし「東京新聞」は首都圏の「ローカル新聞」という位置づけなので、ひょっとしたらお住まいの地域の図書館にはない可能性があるということを、あらかじめお断りしておきます。
 私はこのコラムを読んで、違和感を覚えた。
 就職活動で苦しんでいるのは「体育会系」の学生だけではない。一般の学生は皆、就職活動に苦しんでいる。体育部やサークルに所属していない学生は、彼等に対して嫉妬と羨望のまなざしで見ていることを、後藤氏はご存じないのだろうか?このコラムで氏が言うところの「忍耐」は一般学生も持っているし、チームワークだって、アルバイトやゼミ・サークル活動でも身につけられる。「体育会」を特別視するのは、氏自身が野球部関係者であることと無関係でない。しかし、特殊な世界の考えを世間一般に押しつけるのは、抵抗があると思う人も少なくない。私も、そう思う一人である。
 一般学生の多くは、多分こう思っている。
 「いいよな、○○部の学生は。先輩や部関係者のコネで『一流企業』に入れるのだから」

 某有名大学はバブル時代、スポーツ部員が入学すると「卒業証書」を渡し、授業そっちのけで競技活動に専念させていた。これは、関係者なら誰でも知っていることである。学生は高校時代も「勉強」そっちのけで競技に専念し、大学へも「セレクション」という名の「競技テスト」だけで入っている(はずである)。学校にとって、学生を教育することよりも「学校の知名度を上げること」が大事で、勉強は二の次。
 確かにスポーツ選手は体力・精神力が図抜けており、先輩・上司のいうことは「絶対服従」。上司・先輩の無理難題にもいやな顔をせず、いうことを聞いてくれる「体育会系学生」は、会社にとって誠に重宝な存在だった。そう、今から数年前までは。
 現代のように先の見通しが全くつかない時代は、先輩・上司のいうことに無抵抗に「はいはい」と従うが「いざ」というときは、自分の頭で考えられない「体育会系」学生は、社内に置いておくだけ無駄だという人事関係者の声を読んだ記憶がある。高校も大学も就職試験も「スポーツ推薦」という名の「裏口入学」で入ってきているから、競技生活引退後の処遇に困るらしい。職業のキャリアを積むべき時期に競技に打ち込んでいるから、必要なスキルが身につかないからだ。選手自身も引退後、どうしていいかわからず、ひっそりと退社するケースも多いという。
 5年前の大学野球の進路調査(東京六大学野球・東都大学野球リーグだけだが)を見ると、進路欄に未定・学士入学(留年)という文字がちらほら目につく。人気競技である野球ですらこうだから、他の競技は推して図るべし。先日のAERAにも「就職活動する時間がない」と嘆く体育会系学生の嘆き声が掲載された。
 「体育会」=「一流企業への近道」は昔のこと。
 だが、こういう状況を生み出した原因は、「体育会系」学生および関係者にもありはしないか?
 「スポーツで学校・会社に貢献しているから、多少は大目に見てくれ」という選手サイドと、選手を「広告宣伝媒体」としかとらえない会社・学校関係者。共通しているのは「スポーツ選手=俺たち(私たち)はエリートで有名人だ」という感覚。彼等のおかげで「文武両道」という言葉は死語になった。自業自得であり、同情の余地はない。

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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