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容疑者家族の手記

2008 - 06/17 [Tue] - 13:34

 今週号の「週刊現代」に、秋葉原通り魔事件の容疑者の弟が手記を寄せている。記事に目を通して、私は違和感を持った。
 容疑者の弟は、手記の中で容疑者を「犯人」とか「あれ」と言っている。家族からすれば当然の反応なのだが、問題はその内容である。手記の中で、弟は母親のことを「これでもか」とばかりに罵倒しているのだ。

 容疑者兄弟の両親は教育熱心で、子供を「いい学校」に入れさせるために、殴るけるも辞さないスパルタ教育を施していたことは、これまでの報道で明らかになっている。容疑者を県内屈指の進学校に入れたがったのも、母親自身がそこの卒業生だったからという、それだけの理由にすぎない。おそらく母親自身、その学校でいい思いをしたからだろうが、そんな親の思い込みを押し付けられる子供からしてみればいい迷惑だろう。自分たちの施したスパルタ教育が子供の心をゆがませたことに、親は気付かなかった。母親は自分たちの思い通りにならない容疑者の御飯を床にぶちまけ「そこで食え!」といったこともあったという。義務教育時代、容疑者は友達と遊ぶこともなかった。「親の書いた作文と絵で賞をとった」と容疑者が述懐していることからも、その恨みの深さがわかる。
 兄弟の通った中学校も典型的な「管理教育」主義の学校で、前述のような家庭環境も相まって、次第に心を蝕まれていく。その結果容疑者は家庭内暴力に走り、学校での成績も低空飛行を続けていった。容疑者としてみれば、家にも学校にも身の置き場所がなかったのだろう。進学先に実家から遠く離れたところを選択したのもわかるような気がする。
 弟も兄と同じ学校を受けるように両親に言われたが受験に失敗、滑り止めで入った高校も3か月で中退し、しばらくの間「ひきこもり」生活を続けたと手記に書いてある。具体的な内容は触れられていないが、彼にとってその時代は触れられたくない過去なのだろう。その後立ち直って社会復帰を果たし、事件当時は仙台の会社で正社員として働いていた。だがあっという間に「容疑者の弟」と言われた彼は、勤務先の社長の懇願を振り切る形で退職し、今は知り合いの家に身を潜めている。
 その後母親とは和解を果たしたらしいが、手記からは、突然事件で人生をめちゃくちゃにされた兄、自分に厳しく接した母への恨みつらみが伝わってくる。だがそんな弟も、父親は自分にとって特別の存在だったようで、親族が父を非難しているにもかかわらず、父を徹底的にかばっている。私が感じる違和感は、そこにある。
 弟にとっても、本当の家庭環境は知られたくないのだろう。なにも知らない他人があれこれ詮索するべきではないのかもしれないが、この家族が抱える心の闇はかなり深いものがありそうだ。
 

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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