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西川氏交代固めていた
麻生は「恩を仇で返す」ということわざがわかっているのか?
恩人に恥をかかせた代償は大きかったようだ。
西川氏交代固めていた 首相が後継候補提示 鳩山氏明かす
鳩山氏の記者会見を見る限り、どうやら麻生首相自身も、西川・日本郵政社長の更迭を考えていたようだ。麻生は4月に書簡の形で「後継リスト」を鳩山・前総務相に送った。しかしその直後から、小泉元首相ら「郵政民営化」を推進するグループから何らかの圧力をかけられていたのだろう。「1日で長く首相でいたい」という気持ちだけで首相をやっている麻生は、あっさりと自説を曲げ、西川続投を容認するようになった。おそらく彼らから「西川更迭を口にするのなら、党内がまとまらないよ」と恫喝されたのだろう。ええ格好しいで小心者の麻生は党分裂を恐れるあまり、長年の盟友であり、総裁選において一番の恩人を切り捨てた。
ちなみに、鳩山は麻生から送られた「後継リスト」に記された名前については「忘れた」としている。おそらく、墓場の中まで持って行くつもりなのだろう。同じ記者会見の場で、彼は「かんぽの宿」問題の原因になっている内部文書の存在について触れているが(「日刊ゲンダイ」2009年6月17日付)、なぜか昨日の東京新聞では、この部分については触れていない。
「日刊ゲンダイ」によると、鳩山氏は、自分と西川・日本郵政社長の「けんか両成敗」を、今回の騒動の落としどころとみていたようだが、結果的には自分だけが辞めることになったのは誤算だった。閣内からも「内閣の方針に異を唱えるのはいかがなものか」という声が上がっているが、鳩山氏を支持する国民は7割を超えた。「永田町」と市井(「しせい」と読むのだが、麻生はそのまんま「いちい」と読みそうだ)の住民の意識のずれは、こういうところにも垣間見える。
「党内世論に耳を傾けられないのなら『麻生おろし』が始まるぞ」
という「脅し」の意味が込められているという解説が、まことしやかに流れているという。昨日の自民党議員集会では、若手議員が「大政奉還を」と絶叫していたが、この若手議員は、鳩山・前総務相の秘書経験者だそうだ。
ところで、メディアはここ最近の自民党内の騒動を「さも大事件だ」といわんばかりに報道しているが、ちょっと冷静に考えて欲しい。
小泉純一郎という人物の後、自民党議員は「若さ」という理由で安倍晋三を選んだ。
安倍晋三の後、今度は「安定感がある」という理由だけで福田康夫を選んだ。
福田康夫の後、へたくそな地方劇団がまいのどんちゃん騒ぎのあげく、「国民的任期がある」というだけで選ばれたのが、今の麻生太郎総理大臣である。
この3人は「世襲議員」そして「選挙の洗礼を受けていない(安倍晋三は、参議院選挙を経験したが)」という点で共通している。ついでにいえば、前2者は、閣僚経験は内閣官房長官しかなく、福田康夫に至っては、党内3役(総裁・政調会長・幹事長)の経験すらない。
本人が「辞める」といっていないのに、自民党内は「ポスト麻生」の声が聞こえてきそうな気配。
でも、誰がいる?
今のところ可能性がありそうなのは舛添要一、小池百合子、石原伸晃といった面々。舛添、小池両氏は外国語に堪能だし、海外にも人脈がありそうだが、首相としての能力となるとどうか?あっても自分を大きく見せる能力だけで、本来の能力を国民に向けるとは思えない。石原に至っては、もはやブラックジョークにもならない。政敵に公の場でなじられて固まったりべそをかく様な人間にトップになられたら、国家は完全に破綻する。民間会社だったら、株式市場から株を売り浴びせられて、倒産へ一直線だろう。
山本一太・参議院議員が「自民党の役割は終わった。小泉さんの存在は『延命治療』だ」といったが、その通り、自民党はもう終わった政党だ。さっさと解党して、己の道を進がよい。
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