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小沢氏側は「欠席裁判」
検察とメディアは、どうしても小沢を「ヒール」に仕立てたいらしい。
法廷「内と外」で対決=検察と小沢氏秘書弁護団-西松事件
一言お断りしておくが、この裁判の被告は「西松建設元社長」であり、小沢氏の秘書ではない。当然、小沢・民主党副党首も関係ない。ところが検察はこの法廷で、工事受注先が西松に決まったのは「天の声」だという論理を展開したのである。先述の通り、小沢も彼の秘書も本件には関係ないので、これは一種の「欠席裁判」である。本人のいないところで、検察と西松に都合のいいところだけを話しているから、見方を変えれば、ある種の「闇討ち」であり、卑怯である。
だがこの事件は、やっぱり納得がいかない。「事件」当時、小沢氏は野党の側にいたが、いくら「大物議員」とはいえ、ゼネコン業界が野党党首クラスの「圧力」に左右されるとは思えない。受け取った金額にしても、自民党のそれに比べれば微々たるものである。かつて東京地検特捜部に在籍経験がある弁護士は
「小沢や秘書のイメージを悪くしようとする意図を感じる。『天の声』と言う言葉は曖昧で、単純化してメディアが飛びつきやすくしたとしか思えない」という趣旨のことを述べている(「日刊ゲンダイ2009年6月22日付)。
なぜ、小沢はメディアと検察からここまで嫌われるのか?
自民党幹事長、新生党、新進党時代に代表として権勢をふるっていた時代、小沢氏がとった態度は「傲岸不遜」と言われた。だが小沢に言わせれば、ろくに勉強しない記者の相手なんかしたくないという、彼一流の抗議かもしれない。「時の人」に金魚の糞のごとくへばりつき、ごまをすってネタをもらうことばかりエネルギーを注ぎ、取材対象の勉強はいい加減に済ます「記者」達の実態に、彼は愛想を尽かした。だから小沢はメディアの前であえて「口べた」のふりをしているのではないか。
ついでだが、検察は二階敏博経済産業相について「不起訴」の方針を固めた。しかし検察審議会はこの方針に異議を唱え、間髪を入れずに「本件は起訴相当に当たるものである」という判断を下した。以前だったら検察審議会が「起訴相当」との議決を下しても、検察は「お義理」の調査で「不起訴とする」ことができた。だがこのたびの法律改正で、検察審議会が「起訴相当」の議決を下したら、検察の動きに関係なく、基礎ができるようになった。これは大きな進歩である。
二階氏の案件を訴えていたのは、大阪にある市民オンブズマンだが、彼らの訴えが認められたと言うことだ。彼に関わる疑惑は、小沢副代表のそれとは金額・権限とも比べものにならない。2人とも「大物議員」には違いないが、小沢氏は野党幹部に過ぎないのに対し、二階氏は現役閣僚である。私は以前から司法機関は「強きを助け、弱きをくじく」集団だと思っていたが、小沢氏と二階氏の扱いを比較したら、この考えはなおさら強くなった。
司法・検察・警察とメディアは「反小沢」という点で一致する。
ならば、我々良識派ブロガーは「小沢擁護・メディア妥当」で一致団結しようではないか。






