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西松元社長を追起訴
贈賄側が起訴で、収賄側が不起訴というのは納得いかないけど…
西松元社長を一転追起訴 二階氏側は再び不起訴
そもそも、この事件は最初から「国策調査」のにおいがプンプンしていた。
そりゃ、小沢一郎・民主党党首(当時)は、法に触れることをやったのかも知れない。
しかし、本件で彼にかけられた容疑は、過去の大型案件に比べれば、金額的には「みみっちい」。
ぱっと見には「大型案件」に思えるが、献金期間が長期にわたっている上、その大部分が時効に近い。
確かに、小沢は「大物政治家」であり、地元ではそれなりに権勢をふるっているのだろうが、今は「野党党首」という立場。そんな人間に、かつての影響力があるとは信じがたい。
それより問題だったのは、「西松」と二階経産相の関係だった。
「地元の大物政治家」という点では小沢と同じだが「現役閣僚」であり、野党党首である小沢とは現時点での影響力は桁違いのはずだ。
にもかかわらず検察は小沢事務所の秘書を逮捕し、マスコミは小沢をヒールに仕立て上げ、彼を民主党党首辞任に追いやり、民主党を苦境に立たせた。内閣官房も、警察庁長官の「政治的発言」でこれをアシストした。
かくして「政官マスコミ」による「小沢失脚計画」は成功しつつあった。
ところが、思わぬところから邪魔が入った。
心あるブロガーとオンブズマンが強硬に異議を申し立てたのである。
現実世界では、オンブズマン達が「検察審議会」に告発した。
「検察審議会」は、くじ引きで選ばれた有権者11人が、検察の不起訴処分の妥当性について審議する機関である。
・過半数(6人以上)が「不適当」と判断→「不起訴不当」
・8人以上が「不適当」と判断→「起訴相当」
という議決になる。従来は法的拘束力がなかったが、先月21日に法令が改正され、検察審議会の議決に検察が従わなかった場合、裁判所指定の弁護士が、検察官に代わって起訴できる制度に改められた。検察は、これらの動きに追い詰められたのである。「市民の常識」が「検察の常識」に買ったという点で、今回の追起訴は画期的かも知れない。
ただし、手放しで喜ぶのはまだ早い。今回の追起訴の対象になったのは贈賄側だけで、収賄側は手つかずのままである。大手メディアも、このことについては知らぬふりを決め込むだろうし、官邸サイドの圧力もあるだろう。だが、市民の力はそれらの力を跳ね返し、一歩一歩前進している。ネチズン達は、これまで以上に政権サイドに攻勢を強めるだろう。なんといっても、政権サイドにいる側は強い。これからどんな謀略を仕掛けてくるか、国会解散まで油断できない展開は続く。
政権サイドと良心はネチズンとの間に繰り広げられる神経戦は、まだまだ続く…
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