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親の年収で成績格差

2009 - 08/06 [Thu] - 14:53

 「格差問題」=「教育格差」ということか。

 親の年収で成績格差 学力テスト 08年小6 1200万円超、正答率高く

 私の小学校時代のクラスメートで、かつ富裕層の子弟は、塾だのお稽古事だの運動クラブだの似通っていた。親の教育方針によるものに由来していたかも知れないし、本人の意志もあるだろう。振り返ってみれば、クラスメートの中でも、彼ら富裕層子弟は多彩な趣味を保ち、自分の世界を持っている人間が多かった。
 推理小説家のエラリー・クイーンを知ったのは、私の幼なじみが読んでいた本がきっかけだった。その子の両親は歯医者と耳鼻科医という「セレブ」であり、彼女自身も将来を嘱望され、中学校は医科歯科系への進学に実績を持つ、伝統ある進学校に進んだ。小学校の時は「おきゃんな女の子」というイメージだったのだが、高校になると、知性と美しさを兼ね備えた女性に変貌していた。思わず声をかけようとしたが、あちらは地元でも有数の進学校に通うエリート校の生徒に対し、こちらは「○○(鉄道会社名)沿線の落ち穂拾い学校」とコケにされていた、「底辺校」にかよう生徒。恐れ多くて、こちらかはとても声をかけることはできなかった。こちらから挨拶したところで、向こうから「何このバカ?」という軽蔑の視線を向けるだろう。それを考えると、声をかけなかったのは正解だったかも知れない。
 別のクラスメートは、クラス内はおろか、学校内でもその名をとどろかす「ガキ大将」だった。親は高名な医者であり、他の兄弟も優秀だった。だが当人の性格はとても悪く、見栄っ張りで、自分よりも弱いものをいじめて楽しむようなヤツだった。友達に誘われてそいつの家に行ったとき、私はそいつの母親から「オヤ、あんたも来たの?」と小馬鹿にした。彼が私の家に来たときの態度も最低で、私の部屋に置いてあった布団(それも干したて!)の上にどっかり座って漫画を読んでいた。母は彼の不遜な態度を見て激怒した。
 本人は「子分」を引き連れて学校内を闊歩し、いい気になってふんぞり返っていたが、陰ではみんなでバカにされていたのを本人は気がつかなかった。こともあろうにそいつは、小学校の生徒会会長選に立候補した。例によって学校内を子分を連れて闊歩し、横柄な態度で「オレに投票しろ」とすごんで回ったが、蓋を開けてみれば、当人にとっては対立候補に思わぬ大差(こちらにいわせれば「当然の結果」に過ぎなかったのだが)で敗れ、大いに悔しがった。私は内心で「ざまあみろと舌を出した。
 彼はそこそこ頭は良かったのだが、見栄っ張りで、勉強机の上に「目指せ開成!」と書いた紙を貼っていた。「○○君頭いいねえ。開成を目指したら」などとおだてられ、調子に乗ったのだろう。だが現実は甘くない。開成の入試に落ち、地元でも有数の名門校に進んだが、勉強について行けなくなり、その学校をドロップアウトしたと、風の便りに聞いた。親は彼に、医者になってくれることを望んでいたから、学校を中退した時から、彼は「○○家の恥さらし」となった。その後彼がどうなったのか、私は寡聞にして知らないし、知りたくもない。逆にそいつと同じ学校に行った子分格の生徒は、精進して一流大学に進んだという話を聞いた。

 そのほかにも、私を不愉快な目に遭わせたヤツは大勢いる。私を「バイ菌」呼ばわりオンナは、高校時代一度だけ通りすがりに再会したが、彼女はその時も「ホラホラあいつあいつ、評判のバカ」戸私を指さしてせせら笑った。彼女の実家はかなりのセレブらしいが、その時きていた彼女の学校の制服は、あまり頭のいい学校のものではなかったと記憶している。同じように何かと私をバカにしていた医者の娘は、結局医者になれなかったようだ。
 「地域で一番」の進学校に通った私のクラスメートの中で、そこそこ名を挙げるようなことをしたヤツはいない、というか、聞いたことがない。あるいは、私が知らないだけかも知れない。「10代は天才、0代は秀才、30過ぎればただの人」とはよく言ったもので、小学校時代にできても、中学校で伸び悩み、落ちこぼれたヤツは多数いる。地域で「名門校」といわれる学校には、小・中学校で「頭のいい」といわれる生徒が多数集う。生徒の大部分は入学時「オレは一番頭がいい」と思っていても、実際に「上には上がいる」現実を突きつけられてショックを受けて落ち込む。立ち直る子はそれをバネにして這い上がるが、なまじプライドの高い子は、その現実を受け入れられずに下位層に低迷する。低迷するのはまだいい方で、ドロップアウトする生徒だって多々いる。私はそういう話を聞く度に
 「ムリしてトップ校に入るより、二番手、3番手の学校でトップを目指すほうが、楽しい学生生活を送れるのではないか」
 と思うのである。断っておくが、私は「背伸びをするな」といっているわけではない。モチベーションを保つためには、高い目標は必要だ。だがそれはクスリと一緒で、毒にも薬にもなる。現実とかけ離れ過ぎた目標を追いかけてばかりいると心身を消耗し、時には身の破滅にもつながりかねない。人生は長い。勉強ばかりできても、時にはそれがじゃまになることもある。何事にも「ほどほど」が一番いいと思うのは、そんなときだ。
 親が子供の将来を思うのは当然だ。富裕層は子供のためを思って、塾だのお稽古事に通わせる。だが時には、それが親の「自己満足」であり、子供当人にとっては「心理的負担」と思っていることもある。親の過剰な期待とプレッシャーに押しつぶされ、落ちこぼれた子供も多いだろう。
 しかし実際は、日本で「一流」といわれる大学に通う子弟の多くは、世間一般がいう「セレブ」といわれる下位層でしめられているのが現実だ。東大の現役学生・卒業生3/4は、政治家・高級官僚・法曹関係者・会計士・医師・学者・大企業経営者・地主を親に持つという話を聞いたことがある。彼らの多くは、学費の心配をすることなく、恵まれた青春を謳歌しているが、その一方で、生活苦のために学校に行けなくて泣いている家庭の子が多いのも、また事実だ。「高等教育の無料化を義務づけるt国際条約」というのがあるらしいが、その条約に批准していないのは、先進国にランクされている国では日本だけだそうだ。理由はわからないが、おそらく「知的エリート層」は、学校に行きたくてもいけない下位層をバカにしているに違いない。
 能力を認められているにもかかわらず、学費が払えないという理由で上級学校への進学を泣く泣く諦めることほど、つらいことはない。教育というのは、貧困から脱出するための最高の手段である。国には、是非「高等教育の完全無料化」を真剣に検討してもらいたいものだ。

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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