貧乏人が綴る、以前運営していたHPの日記コンテンツを引き継ぐブログ。

  平和を希求する中年男PSILAのつぶやきのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 政治 > 与党の足を引っ張る労組  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

与党の足を引っ張る労組

2009 - 09/23 [Wed] - 23:54

 彼らは「圧力団体」としての役目を、忠実に実行しているようだ

 民主政権公約に異論続出 連合内労組、調整で苦慮?

 日本にはかつて、大きな労働組合が3つあったのをご存じだろうか?
 旧社会党を支持していた「総評(日本労働組合総評議会。官公労が中心)」。
 旧民社党を支持していた「同盟(全日本労働総同盟。自動車、繊維産業、重機など)
 その名の通り、中立を維持していた「中立労連(中立労働組合連絡会議。電機産業、造船など)
である。これらの労組が分裂していたのは、ひとえに政治の影響が大きい。
 ’60年、日米安保条約の締結を巡り、その反対運動を主導してきた旧社会党内で、深刻な内部対立が起こった。対立は解消せず、右派の一部議員が分離・独立する形で「民主社会党(後の「民社党」)が結成される。そのゴタゴタは労働運動の分野にも及び、4年後、総評の運動方針に不満を持っていた労組(幹部)が集結してできたのが「同盟」である。
 結成当初は「自由にして民主的な労働組合」を標榜していた「同盟」だが、年を追うにつれて(正確には「選挙ごと」だが)「産業民主主義」という名の「右傾化路線」をひた走った民社党の影響を受け、「労使協調路線」という名の「組合員いじめ」に走った。その一方で労組幹部は、民社党幹部とともに、豪勢な「料亭遊び」にふけった。そのことは、共産党のリーフレット「今日の民社党」(’(80年発行)に詳しく掲載されている。
 日本の労働運動が分裂状態にあるのは不幸なことだ。そう考えた労組幹部が集結し、結成されたのが今の「連合」である。「連合」は、同時に民主党の最大支持母体であるが、その活動方針は旧「同盟」の影響が色濃く残っていることもあってか、民主党の政策を全面的に支持しているという訳ではない。
 まず、旧同盟系の労組。「連合」が「原発推進」を全面的に打ち出したのは、連合傘下の労組「電力労連」の意向が大きい。この団体は電力会社の労組であるが、会社の意向に沿って、原発推進の姿勢を明確にしている。30年前に問題になった「企業ぐるみ選挙」で批判を浴びたことでもおわかりのように、労組内でも屈指の「御用労組」である。私はネット内で環境派を見つける度に
 「電力労連の動きには要注意」
と呼びかけているが、環境問題に取り組む人たちにとっては「なにを今更」と感じるひともいるかもしれない。この労組は「連合」内で発言力が最も大きい労組である。

 次に、自動車労連。昨年問題になった「派遣切り」問題を生み出した業界の労組だが、ここも「御用労組」ぶりでは電力労連に負けていない。なぜならこの労組の創設者は、旧民社党とズブズブの関係にあった人物である。直島経済産業相はトヨタ労組の出身だが、その上部団体である。ちなみにトヨタは、選挙の度に会社が「(旧)民社党に入れろ」とうるさくせっつくので有名である。
 鉄鋼・金属系などの労組が加入する基幹労連、特にこの炭酸に加盟している旧日本鋼管(現NKK)関係の労組は、共産党系への暴力的弾圧が問題視され、その一部始終が「赤旗」に掲載された。反対派の労組員に集団で暴言を吐き、暴力をふるったことが問題視しされたのだ。ただ、報道されたのは、弾圧されたのが自分のシンパがいる労組だからということもあるかも知れない。
 「連合に所属する旧「同盟系」労組の流れを汲む労組幹部は、口では「労働者保護」をいいながら、全く逆のことをやっている。そのいい例が、昨年問題になった「派遣村」「派遣切り」についてである。彼らはメディアの取材に
 「同じ労働者として胸が痛む」
とコメントしながらも、具体的な行動はなにもしていない。高木・前連合会長が「派遣村」を訪れたり、「反貧困」シンポに参加したときですら、連合内部では批判の声が上がったという。旧「同盟」系の労組の源流は繊維系の労組集合体「ゼンセン同盟(現:UIゼンセン同盟)であり、その初代会長になった宇佐見登は後年のインタビューで、労組を作った理由を
 「会社経営陣からお前、これからは『労組』の時代だから、勉強して『労組』を作れ」
と言われて労組を作ったという内幕を暴露している。本来労組の目的は、労組員が団結して結成され、会社経営陣と闘い、その成果を労組員に還元することである。ところが彼らのいう「労組」とは、ひたすら経営陣にこびへつらい、忠誠を尽くした労組員だけに栄達の機会を与えるというものだ。こんな労組に、期待するほうがバカである。
 大体、旧同盟系が牛耳っていた労組は、一般労組員から「第二人事部」といわれ、嫌われていた。できのいい社員は労組幹部から「労組」にスカウトされ、そこで実績を積むと「国会議員になれ」と会社・労組幹部から命令され、国会議員となって「国家国民」のためではなく「株式会社」のために働くよう指示される。会社・労組にとっては国会議員は「ロボット」に過ぎないし、それを唯々諾々と受ける人間もどうかしている。なぜそうなるのか、理由を書くときりがなくなるのだが、旧民社党系は自前の「労組幹部養成学校」を持ち、そこで労組幹部を養成していたとだけ触れておく。
 旧総評系の私鉄労連・官公労、旧中立労連に加盟していた電機連合(この組合が推薦する国会議員は旧民社・旧社会党と二股かけていたが、旧社会党が若干多かった記憶がある)も、自分達の利害関係が絡む分野では、民主党の政策に反発している。こういう内情を知るにつれて、「労組」は「弱者の味方」ではなく、自分達の利益だけを守る団体なのかと思うと愕然とする。
 では「確かな野党」を標榜する共産党はどうか?この団体を支持する労組は「全労連(全国労働組合総連合会)」といい、連合の「反共」路線(連合は「非共産」といっているが)に反発した労組幹部が’89年に結成した労組団体だが、やっていることは「右」と「左」の違いだけで、やっていることは「連合」系労組と全く一緒である。
 考えてみれば共産党幹部は、頭がいいが現場の実情を全く知らないし、知ろうとしない。これは私の会社の労組を見ればよくわかる。たえず頭だけで考え、机上の論理だけで思いついた計画を無理矢理実行する。ついていけない人間は情け容赦なく切り捨てる。そこには、彼らがことあるごとに口にする「民主主義」という概念はない。
 さらに頭にくるのは、この団体に所属している労組の中にも「ユニオンショップ制(以下US制)」を導入しているところがある、ということだ。これは「会社員=組合員」という制度で、その会社員派自動的に組合員になれるという、表向きは大変ありがたい制度のように見える。だが実際は「一つの会社に一つの労組」、言い換えればある会社の労組の活動方針が気にくわなくて、別の労組を立ち上げたくても、会社も既存労組も新たな労組を認めず、別の労組員を「分裂行動をした」として除名することができる。「会社員=組合員」だから、労組を除名された人間は会社も辞めなければならない。これは共産党が、同盟系の労組を「社員の思想信条を縛る制度だ」と以前から非難するときに使う論理だが、何のことはない、自分達も同じことをやっているのだから世話はない。
 こうしてみると、日本の「労組」っていったい何だろうと思ってしまう。政党・会社における栄達の手段として「労組幹部」の名称が使われているからだ。こういう現状が続く限り、関係者がなんといおうと、労組への信頼感は高まらないだろう。

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

カレンダー

プロフィール

PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

最近の記事

カテゴリー

トラックバック

 

コメント

 

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

プラグイン

Powered By イーココロ!
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村 ブログランキング参加中! あわせて読みたいブログパーツ

ジオターゲティング
FC2 Blog Ranking
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。