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JanJanも規模縮小

2009 - 12/18 [Fri] - 12:59

 今年春の「オーマイニュース」撤退に続き、インターネット新聞の草分け的存在である「JanJan」が年明け早々に「リニューアル」する。具体的な内容はこちらに詳しく出ているが、来年以降は動画の投稿ができなくなるほか、モバイルサービス・メールマガジンが廃止になり、前者は「You Tube」なと外部動画配信サービスに、後者はtwitterにそれぞれ移管されるほか、書評とイベント情報が本体に合併される。JanJan側は今回の措置を「リニューアル」と称しているが、実質的には「規模縮小」である。
 今回の事態の背景について、同じ市民ニュースメディアサイト「マイニュースジャパン」の編集長が、ご自分のblogでいきさつを書いておられるのだが、早い話「JanJan」の親会社・富士ソフトの経営が悪化したため、JanJanの規模を縮小することになったというのが真相のようだ。資金調達を親会社だけに頼り、それ以外の企業から「広く薄く」資金調達をするということをしなかった。親会社の社会貢献活動、今風でいえばCSR活動といえば聞こえはいいが、「親亀コケたら子亀もコケた」を地でいくケースになってしまった。社会貢献活動と「おカネ」の関係は切っても切れない関係である。手がけている事業が「社会貢献度が高い」が、「収益」が見込めないにもかかわらず、その事業を続けて会社経営が傾いたら、その会社は株主代表訴訟で訴えられ、最悪倒産もあり得る。JanJanの親会社は株式上場しているため、株主代表訴訟を避けるために今回の措置をとったのだろう。
 致命的だったのは、この新聞が国会の解散時期を読み間違ったからだ。昨年9月に発足した麻生政権は、当初「早期解散」の意向を示していた。JanJanはその言葉を信じて大型設備投資をしたのだが、自民党の支持率低迷に怖じ気づいた麻生首相(当時)は解散時期を目一杯引き延ばした。政局動向を読み誤ったJanJanは資金繰りに窮し、20人いた契約社員をリストラし、社員1人体勢での再出発を余儀なくされたのである。
 私はJanJan立ち上げの時から市民記者として参加し、記事を何本か書いたことがあるので、それなりに思い入れもある反面、納得いかないところも多々あった。その一つが、記事編集についてである。JanJanの記事は800字以内という字数制限があり、私はその範囲内で記事を作成するのに四苦八苦していた。ところが数人の「編集委員」は、その規定を無視し、長文の記事を掲載した。そのことに憤りを感じた私は記事を寄稿しなくなり、いつしかサイトからも疎遠になっていった。掲示板やblogも開設し「市民記者」と第三者との交流がしやすくなった反面、某巨大掲示板のように心ないやりとりが目立つようになったのも、イメージダウンにつながったのではないかと思う。

 タイミングが悪いことに、子育て雑誌「クーヨン」1月号の特集記事「市民メディアで発信しよう」に、JanJan取締役が登場している。その人は記事の中で
 「情報は一部の人のものではなく、誰もがアクセスし、解釈し、公開できるもの」
と言う理念を述べ、今回の破綻原因につながった「資金調達」についても
 「趣旨に賛同した企業の支援を受けている」
と語り、運営には何の支障もないことを述べているだけに、雑誌発行のタイムラグがあるとはいえ、締まらない結果になったのは確かだ。
 運営が行き詰まったもう一つの原因として、私はネットにおけるコミュニケーションの手段の変化も影響していると思う。JanJanが発足当時、ネットにおけるコミュニケーションはホームページと「2ちゃんねる」に代表される掲示板、それにメーリングリスト(ML)が中心だった。’04年頃からmixiに代表されるSNSとblogが普及すると、MLと掲示板のユーザーは雪崩を打ってそちらに移動し、JanJanもそれに対抗してblogサービスを導入した。しかし、手短な言葉で自分の意思を表明できるtwitterでのコミュニケーションが盛んになり、ネット論壇がSNSやblogからそれに移行すると、もはやJanJanに対抗する術は残っていなかった。
 では、JanJanの役割はすでに終わったのか?私はそうは思いたくない。以前私はtwitterで、twitterは「今何をやっているか」を告知するのに向いているが、SNSは深い意見交換をするのに向くという趣旨をいったことがある。そういう意味では、JanJanはSNSの性格に似ている。これからのJanJanには、blogとSNSの長所をミックスした、新しいネット・コミュニケーションツールに脱皮することを期待している。

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PSILA

Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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