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アースデイ2010

2010 - 04/25 [Sun] - 10:30

 先日、日本最大の環境系イベント「アースデイ東京2010」に行ってきた。前日の関東は、実に41年ぶりの積雪という事態に見舞われ、客足がどの程度伸びるか心配されていたが、初日の昨日は、天候の回復とともに順調に来場者数が増えた。
 さて、ここでアースデイの歴史をざっとおさらいしてみたい。
 アースデイは1970年、ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、4月22日を"地球の日"であると宣言したことがきっかけになって誕生したイベントである。当時の米国はベトナム戦争の真っ最中で、国内はベトナム戦争に反対する学生があちこちで反対行動やデモ行進を行い、警官隊と衝突して逮捕者が出るなど、激動の日々であった。カシアス・クレイがムスリム(イスラム教徒)に改宗して「モハメド・アリ」を名乗り、戦争反対の意志を貫いて徴兵拒否宣言をしたため、チャンピオンベルトを剥奪され、それを不当としたアリが裁判闘争を起こしたのも、ちょうどこの頃である(なお、アリのこの訴えは裁判所から「良心的兵役忌避者」と認定され、無罪が確定している)。
 ネルソン議員の呼びかけに呼応し、全米中の学生のとりまとめ役になったのは、当時米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏である。こうして開かれた1970年のアースデイは、全米で参加者が2,000万人以上が参加し、地球への関心を表現するアメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなったのである。
 日本でアースデイが開催されたのは、2001年4月である。イベントは明治神宮と代々木公園でおこなわれれたが、新宿パークタワーでは、ブロードバンドを使って、初めて広くインターネット発信された。初めての開催にもかかわらず、来場者数は8万人を超えた。その後もアースデイは認知度を高めていき、4回目の開催になった2004年の大会は、芸能人が多数参加したことも会ってか、来場者数が10万人を突破した。そして、その後も入場者数は毎年のように10万人を超える、日本最大の環境イベントにまでなった。
 今年のアースデイは「愛と平和の地球の祭典」をメインテーマに、参加グループ424グループ、テント数275張り、参加イベント121、参加ボランティア637人という、史上最大の規模で開催された。参加団体も、当初は環境系が中心だったのだが、近年はグローバルかを反映してか、国際交流団体や地域保全のために活動する団体などの団体が目立つ。今年の例だと、マイクロファイナンスの普及を目指すNGO、山口県祝島(いわいしま)に建設予定の上関原発に反対する市民グループ、下北沢再開発反対を訴える市民団体、宮下公園が「ナイキ宮下パーク」に反対するグループがブースを出展しており、会場内はかなり賑わっていた。
 私がこのイベントに足を運ぶのは6年ぶりである。そのときは反戦・経済のグローバル化についてのシンポが多数開かれており、私が会場に行ったのは、それらのシンポが目当てだった。内容は充実していたが、そのシンポを聴いていた人はさほど多くなかったこと、パネラー(女性です)の一人が、私を指さしてやたらとはしゃいでいたことは、今も記憶に残っている。あの時もお客さんは結構多くて、ブーステントも多く出ていたけど、その当時は環境系団体がメインで、国際交流団体はさほど多くなかったと記憶している。

 前回参加時から6年という時間が経過していたこともあって、会場への行き方はすっかり忘れてしまっていた。なにをどう思っていたのか、明治神宮=代々木公園だと頭の中でごっちゃにしていて、明治神宮の森の中をずんずんと歩き進んでしまっていた。「あれ?様子がおかしい」と気がついたのは、明治神宮の森の中を歩いて5~6分経過したあとだった。慌てて駅まで戻り、地図で位置を確認して、改めて代々木公園に向かう。ところが今度は、アースデイが開かれている地区とは反対側のスペースにいってしまった。出口を探し当てるの時間がかかり、やっとの事で会場にたどり着いたのだが、駅から会場に着くまで30分以上もかかってしまった。長年引きこもっていたせいで、方向感覚がすっかり狂っている。
 当日はところどころお日様が見えていたが、それは厚い雲で覆われるなどはっきりしない空模様にもかかわらず、会場は大勢の来場者でごった返していた。案内所で会場案内を受け取って、お目当てのブースを探すてみるも、自分の現在位置が把握できない(現実世界でもそうだから困ってしまう)、地図が読み取れない!今まではそんなことなかったのに、想像以上に方向感覚が狂っていることに愕然とする。会場内の地図を見ても、自分の現在地が理解できない。現在地が理解できないのだから、お目当てのブースにたどりつくわけがない。あとでtwitterのタイムライン(自分がフォローしている人間のつぶやき)をみると、地図がわからない、方向感覚がつかめないというつぶやきをいくつも見た。
 お目当てのブース見学を終え、昼食はオーガニックフードが軒を並べる屋台へと足を運ぶ。今年は全部で20件以上がアースデイに参加していた。どれもこれも個性的なラインアップで選択に迷ったが、私はオーガニックな野菜カレーを注文した。あとで他に美味しそうなメニューを見つけて、内心「しまった!」と思ったが後の祭り(苦笑)。美味しかったけどね。
 フードコーナーでは、環境NGO・A SEED JAPANの「ゴミゼロキャンペーン」が、マイ食器を持参してくださいと呼びかけていた。このキャンペーンは、会場で食事する際、マイ食器を持参した方には、食事代を安くしますというキャンペーンで、食器を持参していない来場者の方には、食器を持参して来場する人よりも、料金が高く(といっても100円だが)設定されている。食器を持参した方は、特別に設けられたコーナーで食器を洗い、会場で提供された器を使った方は、「ゴミキャンペーン」が指定した方法で食器を洗う。あらかじめ用意された蒸留水を食器に吹きかけ、会場にある古布で汚れを拭き取り、回収スペースに食器を返却すると、デジポット(預かり金)として50円が返ってくる、というシステムである。もちろんその食器は、あとで洗剤で消毒するのだが。
 食事後、あちこちのブースをまわってみる。「フェアトレード」の製品を扱っているところは、品質・扱っている製品を含めてどこもかしこも似たり寄ったりという印象しかうけず、どうしても「欲しい!」というお目当ての製品はなかった。NGOの世界では「フェアトレード」という言葉が市民権を受けているが、世間一般でこの言葉が広がっていないのは、商品を仕入れ・売る側に「品質はわるいけど、生活に困っている発展途上国の人が心を込めて作りました。だから買ってください」という姿勢が垣間見え、また作る方も、それに甘えて技術県産を怠っているからだろう。マザーハウスみたいに、生産者サイドに厳しい技術水準を要求するところは、ほとんどないのが現状である。
 会場は「エコ」意識が高い人、環境やNGO活動に関心が高い人が多数来場していたが、中には禁煙エリアでタバコを吸う集団を見かけたり、道路に吸い殻が無造作に捨てられている光景にはげんなりさせられた。「環境」をテーマにしたイベントで、こういう事をする人間を見るのは不愉快だが、もっと不愉快なのは、twitterでこのことをつぶやいたところ、もっと大目に見ましょうなどという輩がいたので、私はそういう性善説みたいな事を言う人間が、今の日本をダメにしたと言い返したら、間髪を入れず私をブロックしたことである。こういう人間がいるから、日本のNGO関係者のステータスが上がらないのだと思うと、やるせない気分になった。
 夜間にはキャンドルドームが点灯され、来場者はキャンドルが醸し出すその幻想的な光景に酔いしれた。私はそのことを知らず、夕方のブース展示終了と同時に帰宅したのだが、こんなイベントをやると知っていたら、夜まで残って、その美しい光景を目に焼き付けていただろう。来年こそは夜までいて、キャンドルが醸し出す幻想的な光景を味わいたいと思ったのだった・・・

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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