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わがままな患者さん

2008 - 07/17 [Thu] - 23:23

 久々に看護ネタについて書く。
 ここでの「患者さん」とは、当然私の父のこと。

 4月に6時間以上の大手術を終えた父は、今は自宅で自宅療養の日々。といっても、まだ抗がん剤治療はやっていない。手術の後遺症で、父の声帯に異変が生じたからだ。声がかすれただけでなく、固形食物が摂取できなくなってしまったのである。そのため、入院中を含めて、栄養分は流動食に頼らざるを得ず、抗がん剤治療が大幅に遅れてしまった。
 主治医によれば、抗がん剤を投与するためには、固形食が摂取できる状態にならないとだめだという。家族(といってもすべての世話を母がやっているのだが)のサポートのかいもあり、父は固形食を摂取できるところまで回復した。
 最近検査を受けたのだが、父の医療はこれまでの「外科」から「内科」に管轄が変更になり、担当主治医も変わる。その主治医によれば、抗がん剤はなるだけ早い時期に実施しないと効果が薄くなってしまうという
 憂鬱だ…

 憂鬱なのはそれだけでない。家での父は、とんでもない「暴君」なのである。
外面はいいから、最初のうちは誰とでも仲良くできる。だが父はちょっと心を他人に心を許すと、とことんつけあがり、甘える。他人の迷惑なんか知ったこっちゃない。言い換えれば、図々しいのだ。だから私と母は、そんな父を見てハラハラし、イラついてきた。
 「後期高齢者」の父は、人の話をまったく聞き入れないことが多くなった。もともと頑固で協調性がなく、わがままで独善的で短気な性格だったが、そこに高齢とボケも加わり、手に追えないと感じることが多くなった。こんな男に40年以上も耐え忍んできた母はえらいと思うが、その母も父に負けず劣らず我が強い。今だったら、速攻で離婚だろう。 
 「父だけおかずが一品多い」という言葉が、家庭内での父親のステータスをあらわしているというケースも多かっただろうが、我が家の場合「一品」どころか、品数も量も桁外れに多かった。仕事がそれだけきつくて忙しかったこともあるが、その根底には「俺がお前らを食わしてやっているのだから、量も数も多くしろ」という気持ちが強かったからだ。だからあれだけの手術にも耐えられたのだと思う。
 頭はボケていても体は丈夫だから、一度ヒスを起こすと手に負えない。じっとしているのが嫌いで、やたらと外に出たがる。前の主治医が「運動したほうがいい」といったからだが、それを真に受けた父は、2時間でも3時間でも外に出たがるから、それを抑えるのに一苦労である。何しろ相手はボケ老人、ちょっとでも長く外出しようものなら、何があるのだろうかとヒヤヒヤする。意地っ張りなのは、ボケが進んでいるからだと母がぼやいていた。
 そんな父も、やっと抗がん剤治療が始まる。治療する以上、治ってほしいというのが正直なところだが、どこまで回復するのかは現時点では未知数であるのがつらい。

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Author:PSILA
「平和」・「自由」・「平等」を愛する、ワーキングプア階層に属するしがない中年フリーター。
ひょんなことからボランティア精神に目覚め、某NGO主催のクルーズに参加したことがきっかけで「9・11」以降都内近郊で開かれた平和関係イベントに積極的に参加し、その模様をネットに公開するようになる。
このBLOGは、生活苦と闘うワーキング・プア中年男性フリーターの軌跡を綴るものである

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